想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 作品23 (Victor SRA-2065)

2010-11-20 17:56:10 | 音楽

ピアノ ヴァン・クライバーン キリル・コンドラシン指揮 RCA交響楽団

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1958年、アメリカ人のクライバーンが23歳で、第1回チャイコフスキー・ピアノ・コンクールで優勝し、世界中を驚かせ、一躍有名になったのは、ご存じの通りである。

この名盤シリーズは、1965年に録音したもので、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番との組み合わせで、お買い得の1枚であった。

浪人して、受験勉強をしているとき、レコード・テープによる演奏会があり、気分転換に出かけて行った。「これからは、音楽は、レコードでなくテープの時代だ。」との説明、宣伝があり、演奏が始まった。

家では、まだ、蓄音機でSPレコードを聴いていた時代だけに、素晴らしい音に圧倒された。しかも、この曲は、まさにうってつけの選曲であった。


後年、コンサートでいろいろな演奏を聴くが、あの時の強烈な印象は忘れられない。