ピアノ ヴァン・クライバーン キリル・コンドラシン指揮 RCA交響楽団
1958年、アメリカ人のクライバーンが23歳で、第1回チャイコフスキー・ピアノ・コンクールで優勝し、世界中を驚かせ、一躍有名になったのは、ご存じの通りである。
この名盤シリーズは、1965年に録音したもので、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番との組み合わせで、お買い得の1枚であった。
浪人して、受験勉強をしているとき、レコード・テープによる演奏会があり、気分転換に出かけて行った。「これからは、音楽は、レコードでなくテープの時代だ。」との説明、宣伝があり、演奏が始まった。
家では、まだ、蓄音機でSPレコードを聴いていた時代だけに、素晴らしい音に圧倒された。しかも、この曲は、まさにうってつけの選曲であった。
後年、コンサートでいろいろな演奏を聴くが、あの時の強烈な印象は忘れられない。
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