「尾崎豊」

2012-01-04 04:14:01 | インポート

 

 

                  「尾崎豊」

            

 つい前に「尾崎豊の遺書」が公開されて読みましたが、それ程

驚くことはありませんでした。彼が出てきた頃はバブル絶頂期で、

私は、間もなく大阪で「花博」が開催されるというので、観葉植物

の貸植木の会社で働いていました。狭いトラックに男三人が乗っ

て大阪市内を回って植木の交換をしてました。その時にカーラジ

オから聴こえてきたのが彼の「卒業」でした。彼は、その時、間違

いなく「この世界からの卒業」と歌っていました。私は、隣に座った

若い青年に、「自殺するしかないやんけ」と言ったのを覚えています。

花博の前々年でしたから、1988年の夏頃だったと思いますが、

谷町九丁目の道路端には、もしかしたらまだ私の吐いた「フキダシ」

が転がっているかもしれません。私は尾崎豊世代ではありません。

青春の苦悩からはすでに卒業していたので直接衝撃を受けることは

ありませんでしたが、その異質な歌は青春の苦い記憶を甦らせました。

熱狂的なファンでなかった私でも、彼は自殺願望があると思ったくらい

ですので、だから、その真相で未だに揉めていたことが信じられません。

ただ、あの記事は、何故彼が自殺願望を抱くようになったのかを探ろ

うとはしていませんでした。私はそれが知りたかったのだが。


<embed height="315" type="application/x-shockwave-flash" width="420" src="https://www.youtube-nocookie.com/v/6TiL8003lCg?version=3&amp;hl=ja_JP" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true">



最新の画像もっと見る

コメントを投稿