「自粛ストレスか?」

2020-05-31 11:29:31 | 従って、本来の「ブログ」

         「自粛ストレスか?」

 

 アメリカでは、白人の警察官に拘束された黒人男性が死亡した事件

を受けて、抗議のデモが全米各地で相次いで暴徒化しているようです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200531/k10012452191000.html

 

       *       *       *

 

 ヤバい、世界中が「自粛ストレス」からキレやすくなっている。

 作家 司馬遼太郎によれば、かつて日露戦争(1904年~190

5年)に勝利した後のポーツマス講和条約で、「長きにわたる戦争で

戦費による増税に苦しんできた国民にとって、賠償金が取れなかっ

た講和条約に対する不満が高まった。」(ウィキペディア[日比谷焼

討事件]) それは政府が正しい情報を国民に知らせなかったからです

が、政府に抗議するための集会が暴徒化して「日比谷焼討事件」に

発展した。 この民衆の暴徒化がその後の日本の政治を誤まらせたと

言うのですが、つまり、国を誤らせるのは、民主主義政治であろう

となかろうと、一人のリーダーなどではなく、苦しい日常を強いら

れる民衆の声だと言うのです。


「鬼畜英米」再び

2020-05-31 06:28:48 | 従って、本来の「ブログ」

         「鬼畜英米」再び

香港国家安全法“アングロサクソン連合”が中国と全面対決 
英国は香港市民290万人受け入れ

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200530-00181105/

木村正人 | 在英国際ジャーナリスト5/30(土) 16:33

《一部抜粋》
米英豪加のアングロサクソン系4カ国の国務長官、外相は28日の
共同宣言で「香港国家安全法は一国二制度の枠組みを弱体化させ
るだろう。政治犯として香港で起訴される恐れが高まり、香港市
民の権利を保護する既存の約束を侵害する」と深い憂慮を示した
ばかり。
最後の香港総督を務めたクリストファー・パッテン英オックスフ
ォード大学学長が主導する共同声明には100人以上の日本の国会議
員を含む36カ国の728議員の署名が集まりました。共同声明は以下
の内容です。
「中国による香港国家安全法の導入決定は香港の自治、法の支配、
基本的な自由に対する包括的な攻撃である。香港での抗議活動は
普通の人々の不満の表れだ。国家安全法は状況をさらに悪化させ、
開かれた国際として香港の未来を危うくする」

       *       *       *

100年の時を経て再びアジアから「鬼畜英米」の罵声が聴こえ

てきた。中国にとっての”アングロサクソン連合”とはかつて日本

帝国が蔑称した「鬼畜英米」に違いない。さて、時代は繰り返さ

れるのか?


「あほリズム」(686)

2020-05-29 18:39:32 | アフォリズム(箴言)ではありません

         「あほリズム」

 

          (686)

 

 世界が「文明の衝突」の結果「民主化」へと向かうのは

近代科学文明社会が促す「アウフヘーベン」である。

 

GOO辞典「アウフヘーベン」・・・あるものを否定しつつも、

より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。

 


「中国の暴走はもはや誰も止められない」

2020-05-29 16:44:15 | 従って、本来の「ブログ」

      「中国の暴走はもはや誰も止められない」

 

 「台湾巡る非平和的行動は最後の手段」=中国全人代議長

[北京29日ロイター]中国全国人民代表大会(全人代、国会)の栗戦
書常務委員長‎(議長)は29日、台湾を中国から分離する独立派勢力
の動きを阻止するため、あらゆる措置を講じる方針を示す一方で、台
湾への武力行使は最後の手段だと述べた。中国共産党序列3位の栗氏
は、中国政府はいかなる勢力に対しても台湾を中国から分離すること
を決して許さない方針だと述べた。https://jp.reuters.com/article/china-taiwan-parliament-idJPKBN2350FB

             *      *      * 


 習近平政権は香港の支配を合法化し、すでに彼らの標的は台湾へ向

いている。台湾に対して「最後の手段」と断りながらも武力行使によ

る現状変更を認めた。仮に中国政府が「あらゆる措置を講じ」たとし

ても、台湾は独立を死守するだろうからこれは実質的な武力による介

入の表明にほかならない。何度も繰り返しますが、その次は間違いな

く尖閣諸島への武力による威嚇でしょう。たぶんコロナ禍の発生に対

する世界からの中国批判は彼らから立ち止まる余裕を失わせるでしょ

うから、中国当局は更に現状変更を加速させるでしょう。米中対立は

より深刻な局面に入ったと思います。中国の暴走はもはや誰にも止め

られない、ただアメリカに期待するしかない。今の中国の拡張主義っ

てかつての「日帝」の姿なんだよね。ただ、米中戦争が日本を舞台に

戦われることだけは何としても避けなければならない。中国軍による

沖縄米軍基地への「真珠湾奇襲攻撃」に気を付けよう。


「私たちは香港市民の味方です!」

2020-05-28 02:29:35 | 従って、本来の「ブログ」

       「私たちは香港市民の味方です!」

 

日本にとっても香港問題は決して対岸の火事ではない。中国共産党

の覇権主義のその次の標的は台湾であり、そして、やがて尖閣諸島

を領する沖縄に及ぶだろう。つまり、香港問題とは明日のわれわれ

の問題なのだ。われわれが香港の「自由と民主主義」を見殺しにす

れば、やがてわれわれも同じように見殺しにされるだろう。われわ

れは一国二制度(2047年まで)の約束を守らない中国政府に対して

強く抗議しなくてはならない。そして香港市民にはこう伝えよう、

「私たちは香港市民の味方です!」

と。