◇ 梅雨が明けて待ちかねていたように猛暑の夏がやってきましたが、「梅雨明け十日」のとおり、こちらも猛暑日寸前の晴れの毎日が、かれこれ1週間程度続いています。
子どもの頃(東京でオリンピックのあった頃)は、「夏休みの宿題は朝の涼しいうちに」が当たり前でしたが、今や夏の朝のなつかしい冷気は、もうどこにも残っていません。
それにしても早や8月、年が明けてから新型コロナウィルス対応で緊張の毎日が続いているせいか、これまでの2020年の日々が遠くに飛んで行ったように感じます。
今年過ぎ去った7か月余りの一日一日が、まるで去年や一昨年よりもはるかに後ろに追いやられたような、全く思い出せないような、不思議な感覚に包まれているようです。
さて、明日7日は、二十四節気の立秋です。
2020年8月5日
□ 南側の厳しい日の当たるところでも、生命力旺盛なバラの開花が見られます。
8月6日
□ ジ・エンシェントマリナー
(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England)
□ 真夏のバラですから、花びらに若干の傷みはありますが、
さわやかな明るいピンクに、ホッと心も和みます。
8月5日
□ アンブリッジ・ローズ
(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
いくつか咲いてくれた三番花も、アプリコット・ピンクはこれでお仕舞い。
8月4日
□ 真夏には、こんな真紅のバラも似合うとよく思います。
□ ヒースクリフ
(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)
鮮やかな赤、夏の太陽に向かっています。
□ ダーシー・バッセル
(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)
一番花の半分くらいの大きさですが、律儀に三番花まで咲いてくれました。
□ 6月に鉢上げしたダーシー・バッセルの挿し木苗も、このとおり順調に成長しているようです。
8月3日
□ あとは今咲いている三番花と言えば、このピンクの半八重のバラです。
□ スカボロ・フェア
(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
この品種も、夏の三番花までよく咲いてくれる印象があります。
8月6日
□ けさもこうして一輪だけですが、黄色いしべに明るいピンクの花を見つけました。
□ 何年か前は、この品種は挿し木の失敗続きでしたが、
今回はもしかしたら根付くかもしれません。
□ 今回の5~6月の挿し木では、このオリビア・ローズ・オースチンがよく活着しています。
そろそろ鉢上げしたいのですが、何しろ猛暑の毎日なのでその時期を迷っています。
2020年5月6日
□ ちなみに、オリビア・ローズ・オースチンはこんなバラ(5月の一番花)です。
□ 庭で他に咲いている花があまりありません。
それで、今回も涼しい顔した(!?)朝顔です。