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折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

お疲れサマ~夏のバラ達

2008年08月26日 23時55分00秒 | 処暑
           □ エグランタイン(Eglantyne 'Masako'/ER)
            私の中では、この季節にしては、完璧に映る。


◇ 猛暑の夏も、吹く風にいつしか秋の風が混じるようになった。
  特に明け方が涼し過ぎて、それで目が覚める。
  足元には丸まったパカラ
  タオルケットだけでは、いくら肉布団を巻いている私でも風邪を引きそう。

     
             □ シャルロット(Charlotte/ER)
               まだまだ咲くんだそうな。


◇ 久しぶりに、朝に咲いているバラだけを撮ってみた。
  蕾もあるし、撮り忘れたバラもいくつかあるが、みなお疲れ様のバラ達。
  いつまでも咲いていてほしいのはマウンテンズ(やまやま)ではあるが、
  もうそろそろ晩夏のお暇を出そうと思う。
  また、天高く馬肥ゆる秋に、そのままの姿で咲いてくれい。

     
            □ ノック・アウト(Knock Out/F)
              新しいシュートに新芽が映える。

     
            □ ハーロウ・カー(Harlow Carr/ER)
        この大苗もパット・オースティン(Pat Austin/ER)同様
           一年目から、ほっといたら、いくらでも咲く。
          それでも株は着実に生長している、秀逸なバラだ。

     
              □ ヘリテージ(Heritage/ER)
                 お疲れサマーのその1。

     
         □ スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER)
               お疲れサマーのその2。

     
         □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S)
               お疲れサマーのその3。


◇ 明日は雨予報、まだひと雨ごとに涼しくなるというわけにはいかないだろう。
  これからの年中行事、台風の上陸さえまだないのに…来月が不気味だ。
  しかし、吹く風に木々のざわめく音、ツクツクボウシの日に日に増す鳴き声。
  一歩一歩、着実に秋の気配が感じられる頃になった。

     
     □ ミニバラのような、スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER)
           さすがに、花も葉っぱもくたびれ気味。

     
              □ ミニバラ、品種名不明。

     
        □ ミニバラ「ピンク・マシュマロ」だったと思う…。


◇ 朝のデジカメ撮影はドタバタ出勤の裏返し、鞄にデジカメを突っ込むハメに。
  出勤した朝の職場の外で、可愛い女性が、美しい鳴き虫を見つけた。
  うん!? 美しい女性が、可愛い鳴き虫を見つけた!? どっちでもいいや(ゴマスリ)。
  とにかく、デジカメを持って来たのが功を奏して(!?)、画像に収められた。

     
     □ 一瞬、ウマオイムシかと思ったが、クビキリギスだろう。
       オケラのように、ジーーッと暑苦しく鳴く、夏から秋の虫。
       それでも、このヒゲの曲線は、秋の虫そのもの。
       有名な短歌が、心静かに浮かび来る。


(una poesia di oggi)

   馬追虫の髭のそよろに来る秋はまなこを閉ぢて想ひ見るべし   長塚節
   (うまおい)

     「そよろに」の部分がさすがだと思う。そうっと、という意味。
     忍び来る秋の気配を言い得て妙、こんな感性を私は持ちたい。
     たしか、中学生の教科書に載ってた…はず。
     彼の代表作のひとつだろう。


  
コメント (10)
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