折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

雨の中を庭で初咲きのバラの開花です。

2019年05月19日 21時21分35秒 | 立夏

◇ 昨日の朝から雨が間断なく降り続いて、日曜日の今日もそう強くはないのですが、ほぼ終日降り続きました。

  まる2日間雨が降り続いたのは久しぶりではないでしょうか、明日も雨予報ですから、そろそろ梅雨入り近しと思ってしまいます。

  それくらいの雨降りですから、開花のピークを過ぎたとは言え、庭に咲いているバラ達はぐっしょりと濡れてうなだれています。

  そんな中でも今シーズン最も期待していた、庭で初咲きのピンクのオールドローズが、雨に濡れながらも静かに開花していました。

 

 

□ 一昨年の初夏に新苗を迎えて、昨年は花が咲きませんでしたから、これが初咲きになります。

 

□ ロサ・ケンティフォーリア

(Rosa x centifolia C before 1596)

マリー・アントワネットがバラの花を手にしている肖像画(ル・ブラン作 1783年)、

そこに描かれているバラがこの花だそうです。

私にとっては、バラ栽培を始めた頃からずっと憧れのバラでした。

 

□ 白い半八重のバラ、ドミニク・ロワゾー(F)のそばで、

遅咲きのピンクのバラが開花寸前です。

 

□ レオナルド・ダ・ヴィンチ

(Leonardo Da Vinci LCl 1994  Meilland France)

こんな雨の日でなかったら、すっきり咲き切ったかもしれません。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

こんな雨の中を健気に咲いているバラを少しだけでもご紹介します。

アプリコット・ピンクが爽やかなバラ、この株で最後の一番花です。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

庭のバラの一番花の最終盤になってようやく咲き始めたところです。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

この早咲きのバラは、連休の始まりの頃からずっと咲き続けていましたが、

一番花もそろそろお仕舞いです。

 

□ そうした中でこのダーシー・バッセル(ER)のように、

二番花の蕾が早くも見られるようになりました。

 

□ 紫陽花が色づいて来ています。

近いうちに本格的な雨の季節が到来します。

 


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4 コメント

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こんにちは^^ (りこぴん)
2019-05-21 15:57:00
こちらも久々の雨です
満開のバラも雨でぐっしょり折れやしないかと心配です
ロサ・ケンティフォーリア咲きましたね~
そんな憧れのバラでしたらさぞ待ち遠しかったことでしょう!
幾重も重なる花弁の丸いロゼット咲き
ローズピンクと明るい緑色の葉の色とのコントラストもすっきりとしてとても品があります
さすがに画家のバラと称されるだけありますね
こういうクラシックなバラには特別な魅力があります

レオナルドは遅咲きでしたね~
うちのは絶えてしまいましたが
雨にも形が崩れない頼もしいバラだったのに
愛情不足だったかな?なんてね~^^
そうそう、アジサイ、この色ウチのと同じ早咲きアジサイですよね~
そろそろ梅雨入りでしょうか?
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初咲きのバラですね (Haru)
2019-05-21 21:35:27
折節さん、こんばんは~!
雨が西からこちらへ来て今日は朝からひどい雨と風出窓から見てもシェイックスピアの枝が折れているのがわかります・・・
この春には風も含めて何本の枝が折れたのかと悲しくなります・・・
なんて折節さんの所で嘆いてしまいました、ごめんなさいね。

新しいバラはレンブラントが描いたマリーアントワネットが手に持っているバラなんですね~~♪
オールドローズの優しさを感じますね。
花色も咲き方も~~
黄緑色の葉との対比も素敵なバラですね~♪

アンブリッジローズはいつ見ても安定感のあるバラですね~
この花色はホントに癒されます~~
ウチのもまだ少しこれからの蕾もありそうですよ。
そしてダーシ―バッセルはもう2番花なんですね、早いです~♪
順調な証拠でうれしくなりますね!
返信する
100枚の花びら (折節)
2019-05-21 21:59:27
りこぴんさん、こんばんは。

こちらは今日は爽やかに晴れ上がりましたが、そちらは雨でしたかね。
5月になって一番の風の爽やかさでした。
それにしても3日間まるまる雨でしたので、庭は雨にたたられて散ったバラの花びらでいっぱいです。
バラも遅咲きの花を除いてすっかり散って行きました。
これから二番花に向けて剪定と必要な株には追肥をしようと思っています。

ロサ・ケンティフォーリアは2年越しで咲いたことになります。
何だかずいぶん待ち侘びた感じもしています。
マリー・アントワネットの肖像画に描かれているというだけで欲しくなったんですから、恥ずかしくなります。
オールドローズの素朴なピンクの花が好きなものですから、名前通りの花びらの多さにうなずいています。
まあ、全く期待どおりの花が咲いてくれて、それだけでも満足です。

レオナルド・ダ・ヴィンチは以前から楽しんでいた株は、もう何年前でしたか、あっさり枯れてしまいました。
この鉢植えはこの冬でしたか、園芸店で見かけたのをやや迷った挙句に連れて帰ったものです。
大苗のシュートの一つがとても太くてりっぱでしたので気に入って、もう一度育てようと思ったんですよね。
つるバラですから、やはりそれらしく育てられたらと思っています。

紫陽花の咲くのも少し早いような気がしますが、春先から庭のどの花もこんな感じですね。
梅雨入りも平年より早いかもしれませんね。
それでも今週は晴れ続きで、かなり暑くもなるそうです。
「5月らしくない暑さ」になると、ニュースの気象情報で流れていました。


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二番花を待ちます (折節)
2019-05-21 22:26:22
Haruさん、こんばんは。

こちらは土日月と3日間雨が降り続けました。
こんなに長く雨が降るのは久しぶりだと思います。
今日は関東の方が強い雨降りだったようですね。
明日からは週末にかけて晴れの日が続いて、しかも暑くなっていくそうです。
それも、真夏日の日もあるかもしれないと…週末は小学校の運動会ですのに。

それにしても風も強かったですから、そちらのウィリアム・シェイクスピア2000が枝折れしたみたいなんですね。
こちらも太くて頑丈なシュートでない限りは、残念ですが大なり小なり株が痛めつけられていますよ。
今日は手をつけられなかったので、明日以降に仕立て直しのつもりで剪定しようと思っています。

ロサ・ケンティフォーリアは初咲きの花は、オールドローズらしい素朴なピンク、それも花びらの数が多いですよ。
マリー・アントワネットの肖像画に描かれているバラということで、欲しくなってしまったんですよね。
品の好いピンクの花と黄緑色の葉の色の対比も趣があります。
これから先も楽しみになるようなバラでよかったと思っています。

アンブリッジ・ローズは本当に癒しのバラだとつくづく思います。
じっとながめているとこちらの気持ちがこの爽やかな花の色に染まっていくような感じすらします。
一番花はこれでお仕舞いのようですので、6月の二番花を待つことにします。
早咲きのダーシー・バッセルでしたが、二番花も早めに咲きそうです。
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