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折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

あの空の向こうに ~ ドイツ・オーストリア 冬の旅 ① ~

2014年12月08日 23時00分18秒 | 大雪

◇ 中学生の頃、好きだった地理の授業の影響もあったのでしょうが、外国を意識し始めたヨーロッパの国の一つがドイツでした。

  思いつくままのキーワードは、ベートーヴェン、ゲーテ、ヘルマン・ヘッセ、魔弾の射手(ウェーバーの歌劇)、シュヴァルツヴァルト(黒い森)、ビール、ソーセージ、ライン川…。

  その決め手となった言葉はもちろん覚えていないのですが、いつかは訪れてみたいとずっと思い続けていたところに、今回ようやく足を踏み入れることになりました。

  旅行記とも言えないような細切れなブログ記事になりますが、昨年のイタリアと同様に私の憧れの地の裏返しということで、そのタイトルを引き継ぐことにしています。

  まずはドイツ、ハイデルベルクから。

 

                                                       2014年11月30日

□ ハイデルベルク城から望んだ、旧市街とネッカー川

45年以上憧れていた風景が目の前に広がった瞬間です。

 

◇ 「じいじとばあばは、あぶないから、いっしょにてってをつないであるいてね」 孫娘のKちゃん(3歳2か月)に、そんな言葉で送られてしまいました。

  Kちゃんは道を歩くときに娘にいつも言われているのでしょうね、聞いて吹き出してしまいましたが、もちろんその言葉のとおりになんて、とてもじゃないですが…。

  今回のドイツ・オーストリア9日間の旅は、シューベルトの歌曲「冬の旅」(Die Winterreise)を彷彿させるような、そんな季節の入り口辺りを横切る旅でした。

  11月29日に羽田空港からドイツのフランクフルトに飛んで、それから夜のうちにハイデルベルクへ、その翌朝から彼の地への旅行は始まりました。

 

  

                                                             2014年11月29日

□ 羽田空港を離陸して上昇中、雲の上に突き出たスカイツリーの長い影が印象的でした。

その後のまだ日本の上空だと思いますが、夕日が沈んで行きました。

 

□ フランクフルトには、現地時間の19時(日本時間の翌朝3時)の到着。

 

□ フランクフルト到着から2時間後、ハイデルベルクのホテルのロビーにて。

 

□ この頃(21時)になると、眠くてよれよれでした(日本時間の午前5時、時差8時間)。

あちらはクリスマス・シーズン、アマリリスを美しくアレンジしてありました。

 

                                              2014年11月30日

□ ハイデルベルク城へ、石畳の坂を歩いて登る途中です。

紅葉も終わり、葉の落ちた木々が多くて、その分眺めはよくなります。

 

□ エリザベス門(左)

フリードリッヒ5世から王妃エリザベス・スチュワートへの19歳の誕生日プレゼント!

一夜で造らせて、イギリス出身の彼女をびっくりさせたとか…。

白いテントはクリスマス・マーケットの覆いです。

この門を背景にして写真を撮ると、二人は幸せになれるとか。

充分にしあわせな(!?)私たち、もちろんツーショットなんて、さっさとパスしました。。。

 

□ ハイデルベルク城のフリードリッヒ館(1607年)

大きなクリスマスツリーがよく似合います。

 

□ このワインの大樽(1751年)、直径7mもあるんだとか。

 

□ お城見物を堪能して、旧市街に降りて行きました。

その旧市街からハイデルベルク城を見上げたところです。

 

□ 街を歩いて行きますと…

 

□ クリスマス・マーケットが開催されていました。

 

□ 正午前、結構人が繰り出していました。

 

□ ホテル ツム・リッター・ザンクト・ゲオルク(1592年)

ハイデルブルクに現存する、最古の建物だとか。

 

□ おいしそうなチョコレート菓子は、

これから至る所で目にすることになります。

 

□ クリスマスの飾りつけが、いずこのお店も美しいのです。

 

□ ワイン・ボトルのイメージ?

 

□ さすが、この国のクリスマスだなと感じ入りました。

 

□ 昼食はこんなレストランで、雰囲気があって素敵でした。

 

□ 何というメニューだったか、忘れてしまいました。

もちろん、おいしかったですよ!

 

  

□ カフェでしょうか、この寒いのに外のテーブルに座るお客さんはいないかも。

バラの花の一輪挿しに、シャッター押す指が反応してしまいました。

 

コメント (12)
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