◇ 中学生の頃、好きだった地理の授業の影響もあったのでしょうが、外国を意識し始めたヨーロッパの国の一つがドイツでした。
思いつくままのキーワードは、ベートーヴェン、ゲーテ、ヘルマン・ヘッセ、魔弾の射手(ウェーバーの歌劇)、シュヴァルツヴァルト(黒い森)、ビール、ソーセージ、ライン川…。
その決め手となった言葉はもちろん覚えていないのですが、いつかは訪れてみたいとずっと思い続けていたところに、今回ようやく足を踏み入れることになりました。
旅行記とも言えないような細切れなブログ記事になりますが、昨年のイタリアと同様に私の憧れの地の裏返しということで、そのタイトルを引き継ぐことにしています。
まずはドイツ、ハイデルベルクから。
2014年11月30日
□ ハイデルベルク城から望んだ、旧市街とネッカー川
45年以上憧れていた風景が目の前に広がった瞬間です。
◇ 「じいじとばあばは、あぶないから、いっしょにてってをつないであるいてね」 孫娘のKちゃん(3歳2か月)に、そんな言葉で送られてしまいました。
Kちゃんは道を歩くときに娘にいつも言われているのでしょうね、聞いて吹き出してしまいましたが、もちろんその言葉のとおりになんて、とてもじゃないですが…。
今回のドイツ・オーストリア9日間の旅は、シューベルトの歌曲「冬の旅」(Die Winterreise)を彷彿させるような、そんな季節の入り口辺りを横切る旅でした。
11月29日に羽田空港からドイツのフランクフルトに飛んで、それから夜のうちにハイデルベルクへ、その翌朝から彼の地への旅行は始まりました。
2014年11月29日
□ 羽田空港を離陸して上昇中、雲の上に突き出たスカイツリーの長い影が印象的でした。
その後のまだ日本の上空だと思いますが、夕日が沈んで行きました。
□ フランクフルトには、現地時間の19時(日本時間の翌朝3時)の到着。
□ フランクフルト到着から2時間後、ハイデルベルクのホテルのロビーにて。
□ この頃(21時)になると、眠くてよれよれでした(日本時間の午前5時、時差8時間)。
あちらはクリスマス・シーズン、アマリリスを美しくアレンジしてありました。
2014年11月30日
□ ハイデルベルク城へ、石畳の坂を歩いて登る途中です。
紅葉も終わり、葉の落ちた木々が多くて、その分眺めはよくなります。
□ エリザベス門(左)
フリードリッヒ5世から王妃エリザベス・スチュワートへの19歳の誕生日プレゼント!
一夜で造らせて、イギリス出身の彼女をびっくりさせたとか…。
白いテントはクリスマス・マーケットの覆いです。
この門を背景にして写真を撮ると、二人は幸せになれるとか。
充分にしあわせな(!?)私たち、もちろんツーショットなんて、さっさとパスしました。。。
□ ハイデルベルク城のフリードリッヒ館(1607年)
大きなクリスマスツリーがよく似合います。
□ このワインの大樽(1751年)、直径7mもあるんだとか。
□ お城見物を堪能して、旧市街に降りて行きました。
その旧市街からハイデルベルク城を見上げたところです。
□ 街を歩いて行きますと…
□ クリスマス・マーケットが開催されていました。
□ 正午前、結構人が繰り出していました。
□ ホテル ツム・リッター・ザンクト・ゲオルク(1592年)
ハイデルブルクに現存する、最古の建物だとか。
□ おいしそうなチョコレート菓子は、
これから至る所で目にすることになります。
□ クリスマスの飾りつけが、いずこのお店も美しいのです。
□ ワイン・ボトルのイメージ?
□ さすが、この国のクリスマスだなと感じ入りました。
□ 昼食はこんなレストランで、雰囲気があって素敵でした。
□ 何というメニューだったか、忘れてしまいました。
もちろん、おいしかったですよ!
□ カフェでしょうか、この寒いのに外のテーブルに座るお客さんはいないかも。
バラの花の一輪挿しに、シャッター押す指が反応してしまいました。