やはり東電の福島第一原発の汚染水処理は思うようにいっていない、 以下は12/26朝日新聞から参照、
{汚染水、1日200~300トン増 基準超え、海に流せず 福島第一 ---ーーー東京電力福島第一原発で11月以降、高濃度汚染水の発生量が大幅に増えている。新たな汚染水対策として護岸近くの井戸でくみ上げ始めた地下水が、想定以上に多く放射性物質を含み、海へ流すことができないためだ。1日平均200~300トンの地下水が高濃度汚染水の発生源である建屋内に移送され、これまでの汚染水対策の効果が打ち消される形になっている きっかけは汚染地下水の海への流出を抑えるため10月26日に完成した海側遮水壁。1~4号機付近の護岸沿いに長さ30メートルの鋼管を埋め込んで、地下水をせき止める。地下水位が上がり過ぎないように護岸近くで地下水をくみ上げ、浄化処理して海に流す計画だった。
ところが5本ある井戸のうち4本で、除去が難しいトリチウム(三重水素)の濃度が海への排水基準(1リットルあたり1500ベクレル)を上回った。地下水位も想定以上に上がり、くみ上げ量が予定の数倍に。結果、溶けた核燃料に触れた高濃度汚染水がたまる建屋内しか行き場がなくなった。護岸近くの汚染土壌に地下水が触れたのが原因とみられる。
東電は建屋での汚染水増加を抑えるため、建屋周辺の井戸で地下水をくみ上げ、処理して海へ流す対策を9月から本格稼働させ、建屋に流入する地下水を1日約300トンから約200トンへ減らせたとしていた。海側遮水壁の完成で、海へ流出する汚染地下水は抑えられたが、この対策は帳消しになった格好だ。増えた汚染水は濃度を下げる処理の後タンクにためられる。
東電は今後、建屋周辺でのくみ上げ量をさらに増やす計画。そうすれば地下水位が下がり、護岸近くでのくみ上げ量を減らせると見込む。ただ、汚染水増加を解消できる時期はまだ見通せないという。(熊井洋美)}
3.11事故から4年半も経過するが、汚染された地下水は増加する一方だ、モグラ叩きのように一つ手を打つと他の欠陥が現れてくる、試験中という凍土壁はどうなんだろうか、原発の敷地の直下には活断層の有無が云々されて稼働の可否が判断されているが、地下水の水脈も勘案しなくてはいけないのではないのか、これだけ問題が多い原発、再稼働されつつある原発は大丈夫なのか、心配です
やはり復興は進んでおらず、放射濃度はまだ高いので避難した人が多く仮設住宅は空きが多く、寂しい限りでした
オリンピックより復興を優先してほしかったと福島の方々は説に希望してました
好い出張でしたね
まだ福島はそんな状況でしたか
オリンピックは明らかに福島の復興を置き去りにしてしまいます
どうも政治がなっていないと、情けない限りです