(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

認知症の人は入れ歯を外して・・・

2014-08-29 17:49:21 | 看取りと介護道

高齢者にとって入れ歯はややこしいものです、うちのばあちゃんも入れ歯新作

のときは苦労しました

ところで、よく入れ歯を何らかの理由か、あるいは無意識にか口から外して

しまう高齢者がけっこうおられるそうです、入れ歯を外したり、また入れたり…

これは衛生上もよくなく、手も汚れるし、口には黴菌が入ったり、歯をいじった

手で顔をなでたり、眼をこすったり、いいことありません

そして外した入れ歯をテイッシュペーパーなどにくるんでごみ箱に捨てたり、

場合によってはトイレに入ったときに捨てて流してしまって

「はい、それまで~~よ♪♪」ということになるケースがよくあるそうです

入れ歯を失うと、食べたりしゃべったりが実に困難になってしまうのですが

本人はそんなこと考えなしです

だから、認知症の高齢者は目が離せないわけです、よく観察していてそう

いった行為を見逃さないことが好いわけです、ところが、認知症の人は

実は思いのほか敏いのです、こちらの隙を狙ったかのごとくちょっとした

瞬間を盗んで自分のしたいことをやってのけるのです、これが不思議

です、見守り人は騙されたように感ずるわけです

本当に認知症というのは不思議な病気、症状です、本人に悪気がある

のではないのですがある意味で敏捷です

だから、入れ歯の場合には、あまり必要でないときはこちらで外して預かって

おくのが好いのではないかと思ったりします


最新の画像もっと見る

コメントを投稿