最近起こったことで特記することがあります
じいちゃんの施設のことですが、そろそろ老健から老人ホームへ
移ろうかと検討してきました
その際、入所に必要な書類としてじいちゃんの住民票が必要だ
ということです、住民票など久しく申請したことがなかったので、
軽い気分で市役所へ出かけました
窓口で職員にその旨を言いましたところ、代理者に対する本人の
委任状が必要だということです
たしか、以前は簡単に認め印ひとつでもらえたと思いました
ところが、たとえ家族でも本人からの委任状が必要だということです
結局出直しになりましたが、本人が自分の住所、名前、必要な理由
とか代理人の名前など自筆でなければいけなく、もしも認知症が
酷くて自筆できない場合は後見人に頼まなければならないということです
しかし、後見人の選任や依頼などすぐに間に合うものでなく簡単でない
ことは知っています、また依頼費用も高いです
最近のおれおれ詐欺や個人情報保護だのが顕著になったおかげで、
住民票すら家族でも簡単に申請できないことを知りました
これは行政の怠慢としか思えません、もっと簡単に代理人を証明
すればいい方法を提供すべきです
銀行などの方がその点はるかに簡易な方法、本人身分証明書や
代理人の身分証明書などで手続きできます、
行政もそれを見習うべきです
この件は、いつも話題になります。
お向かいの奥さんは、難病のご主人を１０年近く看て来た方ですが、寝たっきりで、指ひとつ動かすこともできない状態なのに、何かというと、本人の署名だとか、委任状だとか、本当に参ったと言ってました。説明してもラチが明かないんですよねえ。仮に窓口の人が、そのことを承知したところで、特例で規則を曲げる権限はない。
規則は、往々にして非情です。
こういう無理無体なことをやっちゃあいけません
いかにもお上に都合が好いだけといったやりかたです
現場の実態を知らない机上の空論ばかりで飯を食っている連中の考えそうなことです
こういう風にやるから返って不正がまかり通るようになるんです