朝日新聞12月2日の朝刊で、「高齢者住宅の父、今は幸せ」という
大阪府の平木さん(女性)の投書を読みました、82才のときからお父さんが
高齢者住宅に入所されたそうで、そのとき平木さんは57才でした、
お父さんは癌の闘病中であり、平木さんも自分の病気と闘いつつ介護され
ていたそうです、しかしそういう生活が苦しくなりお父さんの施設入所の
決断となったそうです、最初のころはお父さんも自分の決心で入ったものの
寂しさがつのったそうです、しかし今は幸せに感じているとのことです、
平木さんは足しげく施設へ通ってお父さんと心通わせておられるようです
さてそれぞれの家族は介護にそれぞれの事情をもっています、
親の介護や配偶者の介護に在宅で臨むか、施設入所で臨むか、
悩ましい問題です、費用のこともあるし、施設入所を望んでも競争率が高く
入れない場合が専らです、在宅介護を最後まで続けるのも介護者の体力と
健康が問題になります
どの道を選んでも後悔のないやり遂げたという気持ちだけはしっかりと得た
いと思っています、見栄を張らず、頑張りすぎず、最期までしっかりと介護を
やり通せる選択が大事かと思います
好い老後を送ろうとすれば
資金力ですな
有料老人ホームはピンからキリですが
これはすごいという高級マンション並みのものもありますね
介護は家でしろといういまの介護行政は、大方の
介護家族の実態を知らないかのようです
高級官僚が決めているわけですからもうちょっと
実態を踏まえてほしいものです
そして軍備にかける費用を特養などをもっと
庶民が利用できるようにすべきですよ
デイサービスでさえ、プロとして訓練された方たちと、そうでない私との違いを痛感するくらいです。お互いに、無理をしたり、イライラを募らせながら、逃げ場のない在宅介護で疲弊するくらいなら、あまり遠くない場所の施設で、気兼ねなく暮らしてもらって、その代わりに、家族は、頻繁に顔を出す…という方が、よっぽど賢いと思うことがあります。介護される方も、慣れてしまうと、設備の整った施設の方が、生活しやすく感じるという話も聞きます。お友達ができたりすると、なおさらのことでしょう。
ただ、そういう施設は、とにかくお金がかかります。私なんぞ、とてもとても負担できそうにありません。ま、それが、現実です。