テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

BRAUN, CSV 13 (ステレオプリメインアンプ)

2019-07-07 11:28:46 | オーディオ

2台目は略11年前にこちらで修理を担当した BRAUN, CSV 13 で先頃電源を切り忘れていた結果
電源が入らなくなって仕舞ったとのお話だった。 この種の機器の修理、改造のご依頼はこちらの
ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

通電してみたが電源が入らず調べたところ1次側のヒューズが飛んでいた。

パイロットランプも点灯していなかった。

何故ヒューズが飛んだのか1次側の電流を診てみたが、電圧35V程で1.5A程が流れていた。

電源トランスのレアショートが疑われ巻き直しとなると大事になることが心配された。 整流回路二つ
を外した結果1次側の電流は100Vで0.3A程となり電源トランスのレアショートでは無かった。

パイロットランプも点灯する様になった。

どうも整流回路に問題が有る様だったがシリコンダイオードを使った方に問題は無く、セレン整流器を
使った方に問題が在った。 セレンを使った回路は+B電源用だった。(7月16日訂正)

シリコンのブリッジに換え好結果を得たので交換した。

実際に信号を加えスピーカー出力で問題が無いことを確認した。

問題を起こしたセレン整流器の内部を見てみた。 金属(セレン?)が溶けた丸い粒が出来ていた。

7月16日 100Vでの電流は約1.22~1.26Aだった。

グリッドバイアスが-11.2Vしか無く、回路図では-18.5Vとなっていたので調整した。

一次側のヒューズは1.25Aの物が使われていたが220Vで0.8Aなので110Vでは1.6Aの物が必要。
連続運転を開始したが良好。

 

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Magnavox, TP237D レコードプレーヤ

2019-07-07 11:25:33 | オーディオ

  1台目は Magnavox, TP237D オートチェンジャー付きのレコードプレーヤで全く動作しないとのお
話だった。 この種の物の修理、改造のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願
い致します。

先ずは回転を診てみたが問題は無くカートリッジから再生音が聴こえた。

アンプ部分を如何にして表に出すのかが分からず若干時間を要した。 先ず内部をみてアララとなった
のは真空管 35C5 が2本外れていた。

真空管を挿しこれで出力が出ると想ったがうんともすんとも言わず更に調べたところスピーカーの
配線が片方外れていた。

幸いカートリッジも良好で出力に問題は無かったが自動演奏(オートチェンジャー)の取り扱いが分か
らずオートチェンジャー機能を無視して動作させた。

 

 

 

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