今日の5台目は Collins, 75A-4 で周波数表示のドラムを回転させるスチール・ワイヤーが切れて
仕舞ったとのお話だった。 これまでに経験したことの無い問題だが近々診させて頂こう。
この種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い
致します。
12月21日 問題の部分を表に出すべく分解に取り掛かった。
一部のツマミは2mmのアーレンキーで外せたり、マイナス・ドライバで外せたがメインのノブ
が外せ無い。
メインのノブ (Killocycle Tuning) が外せ無いと前面パネルが外せず今回の問題の部分が当たれ
無いが、何とか上下のパネルを外しワイヤーが掛けられないか見てみることにした。
12月22日 昨夜我が家で 75A-4 のマニュアルの一部をプリントアウトした。 上の様な状態に
さえすれば切れたワイヤーの張り替えは直ぐに終わりそうだが!
回転ドラム (バンド表示) 側はプーリーが直ぐそこに在りワイヤーの架け替えは問題は無さそう。
ところがバンド切り替えのシャフト部分は奥に在り最早どうにも出来ない。
しかし少なからずこの種の物を手掛けて来たがノブが外せ無いと云うのは初めての経験となった。
昨日外した音量用のノブを元に戻したが何処かに引っ掛かって仕舞う様で回せなかった(ボリューム
の交換を要する)。 云うまでも無いがこの部分を何処かにぶつけたことも無理をしたことも無い。