今日お預かりしたのは Kobenica の 1088J と云う AM/FM 受信機+8トラプレーヤでこれだけ伺
いテッキリ1960年代の8トラ付きカーラジオを想像したが、実際は1970年代?の IC、FET を使
った物だった。 こちらでは古い(ICを使用していない)物の修理は行っておりますので詳細は
こちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
お話では内部温度の上昇に伴い AM の高域が受信出来なくなるとのことで局発のトランジスタの
温度特性が劣化したかと想像したが、IC を使った物では入手も困難な為こちらでの修理を断念し
たが、この種の物の修理を得意としている友人に可能性を聞いてみよう。
しかし永年この種の物を扱って来たが 神戸生絲株式会社 の物は初めてで、同社のホームページ
に依ると靴下等多くの繊維製品を扱っていらっしゃる様だった。
今回の問題と直接関係は無さそうだが三洋の IC, A3301(MPX 用デコーダ)が使われていた。
7月13日 内部を確認してくれた友人の報告に依ると電源トランスが交換された様で出力電圧が
24V近くになっておりこれが原因で出力トランジスタ始め色々な部分が触れない程になっていた
とのことだった。 特にラジオ部分の電圧を作っているツェナーも壊れて仕舞っていて本来は
10V の回路に倍近い電圧が加わった様だった。
7月21日 昨日は自分が主催しているラジオの集まりが午後都内で有り配達を今日にして貰った。
最終動作確認を行い AM/FM, 8トラ全てで好結果を得た。