時々カーラジオの修理のご依頼を頂く川崎の N さんのお宅+仕事場をお尋ねしたのは修理のご依頼
を頂いたカラーテレビが可成り大きくこちらの仕事場に運び込むのが困難そうなので先ずは調整で
何処まで改善出来るかを確かめるのが目的だった。 この種のテレビの修理のご依頼はこちらのホー
ムページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。
種直振幅が不足しており、直線性にも問題は診られたが、色ずれは先にお送り頂いた画面を撮影した
結果よりまともそうだった。 当初ヒューズが飛んで仕舞ったがエアガンで埃を払った結果電源が入
ったとのお話だった。 しかし1967年製の物が57年程を経て一応動作すると云うのが驚きだった!
裏面の垂直振幅、垂直直線性の調整だけでは殆ど変わらず発振の 9GH8A と垂直出力の 15CW5
を先ず交換してみよう。
3月9日 先日手に入れた真空管 9GH8A を 15CW5 先ず交換してみた。
残念ながら変化は無く、暫く通電したところ益々垂直振幅が減少した。
こうなることは想像していたので予め交換を要するで在ろうコンデンサを用意しておいた。
メタライズド・フィルム・コンデンサ 8個と電解コンデンサ 3個を交換し結果を診てみた。
幸い垂直振幅は十分大きくなり裏面の垂直振幅と垂直直線性を調整した。
F1 のレースシーンで色味に乏しいが可成り満足出来る結果が得られた。