Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

ボランティア

2016-06-17 15:10:49 | 日記
A市立図書館の古本修復のボランティアを始めた。A市は明治時代多くの文人墨客の出入りがあった。特に坪内逍遥は1920年から晩年の1935年まで”双柿舎”という別荘で執筆活動をしていました。彼の没後多くの郷土資料や貴重本をA市図書館へ寄付をされました。その貴重本の破損箇所を修復するボランティアです。昔の本は糸で4枚を綴って16頁としている。糸がよれよれになり殆どがばらばら、紙は日に焼けとろとろです。丁寧に綴り直す、写真は頁をつづり直している所です。同じ事の繰り返し、しかも慎重に扱わないと破れてしまう、好きでないと出来ない仕事です。修復して積み上がって行く本を見ると何となく充実感がわいてくるから可笑しなものです。クラスメートの男性のOさんはもう既に多くの古書の修復をしベテラン。私も頑張ります!
因みにこの本は昭和24年講談社から発刊されたオルコック著「日本における三年間」。