窓から見たホテルの裏です。いいですねえ？1960年代頃の映画に出て来ませんでしたか？こう言った裏の街角の風景…とても静かです。
アパートメント・ホテルですから調理器具や冷蔵庫が備わっている。昨夜、仕入れたパン、野菜、ハム、果物などで朝食です。イタリアのトマト、何て美味しいのでしょう。味は濃く甘くて実はしっかり、シシリー産でした。
４階建てのホテルだがエレベーターがあった。何十年も前のエレベーターらしく、若かりし頃のフランス映画やイタリア映画を思い出した。素敵な雰囲気ですが孫達は怖いと言って…。最後に乗って見ました。４人も乗ればいっぱい。
部屋のドアーの立派な事！一枚板です。今の建物では考えられない。内側の鍵がまた、凄かった。真ん中の鍵をかけると天井と床にも鍵が掛かる仕組み。知恵の輪のようでした。
”Borge Pio 2000”と言うアパートメント・ホテル。ヴァティカン・ウォール・シャドウにあると書かれていた。2000年にリニューアルして開業。それまでは一般の古い邸宅だったらしい。2ベッド・ルーム、ダイニング・キッチン、シャワー、トイレですから広い。
ホテルに向かう小道の横をふと見たらヴァティカン・ウォールが見えた。ヴァティカン市国はこの壁に囲まれているのです。確かな歴史を垣間見た思い。身が震えた。（大袈裟かあ…）
この教会の入り口に真実の口はある。この教会は6世紀、ギリシア人のために建てられた。鐘楼はロマネスク様式で独特な雰囲気があり美しい。何故真実の口は此処にあるのか？
孫達がびくびく訪れたのが真実の口です。嘘をついた者は手を食べられると言う中世の言い伝えだが、これは河の神の顔だそうで、古代の井戸か下水溝の蓋であったらしい。何故此処にあるかが疑問です。
ローマ教皇の護衛をスイスの衛兵が始めてから500年あまりになるそうです。16世紀初め教皇ユリオ2世が精神的にも強いスイスの衛兵を採用した。カラフルな制服は、かのミケランジェロがデザインした事で知られています。３月中旬まだ少々寒く、彼等はコートを羽織っていた。