Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

おひとりさまの老後 と 鈍感力

2007-12-17 17:46:24 | 日記
やっと順番が廻って来て二冊を読んだ。「おひとりさまの老後」上野千鶴子著は納得のいく所もあったが、かわいらしさ優しさがない。殺伐とした物が心に残った。人間、最後は一人になる。孤独とどう付き合うか?孤独は「さみしい」と「ひとり」の二つの意味があると言う。ひとりが心地よいと感じればそれがいい。それはそうですが…。しかし、上野先生は「寂しい時は寂しいと言える相手を調達しておこう」調達?ジェンダーの学者らしい言い方。人間は”こわれもの”であるから”こわれもの”のように扱わなくてはならない、と思うようになったとも書いています。この辺が救いだったかなあ。でも、そう思うようになったのは沢山こわした後ですって…。
ベストセラー「鈍感力」。もっと哲学的で神経質な私には参考になるかなと思ったのですが、さすが渡辺淳一先生、男女に関する事が多く退屈だった。女性があの大変なお産を何回も出来る事は鈍感だからではありません。母性本能があるからです。そう思いませんか?断じて鈍感だからではありません、先生!