東京都日野市産の梨 秀玉をいただきました。
大きい方が550gもありました。
この梨は、1963年に農林水産省果樹試験場で
「菊水」と「幸水」を交配して生まれました。
品種登録されたのは、1988年のことです。
見ておわかりのように、果皮は黄緑色の青梨です。
親の「菊水」は、青梨の代表である「二十世紀」の改良品種。
そして、もう一方の親である「幸水」は、
「菊水」×「早生幸蔵」で生まれたもの。
青梨の性質が強く出るのは、当たり前ですね。
実際に食べてみた感想は、
とにかくジューシーで、やさしい歯触り、
酸味はほのかにあり、甘味を強く感じました。
写真で伝わらないのが申し訳ないのですが、
切っただけで、果汁がここまであふれ出てくる梨を
見たのは初めてです。
ふなっしーが、お客さんに掛ける
「梨汁 ブシャー」ってこのことなんだと
妙な納得の仕方をしてしまいました。(^_-)-☆
栽培されている地域も、
福島県1.5ha、千葉、神奈川が1.1haとなっており、
あとは個々の農園で栽培されている希少品種。
その上、皮がとても傷つきやすいので、
あまり流通していないのだそうです。
そんな幻の梨を前にすると、
やはりふなっしーのように落ち着きがなくなるのも
無理はない気がします。(^o^)丿
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます