愛媛県産の「なつみ」という柑橘を食べました。
初めて見る品種だと思っていたら、
「なつみ」は漢字で書くと「南津海」。
この漢字表記のものなら、たま~にスーパーで見かけることがあります。
でも、売られているのはごく少量。
この「なつみ」は、「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を交配し、
1978年に山口県の柑橘農園で生まれました。
実が生った当初は、冬に試食したところ、酸味が強すぎ!!(@_@。
ところが、樹上で熟成させたものを春に食べると、
甘くおいしいみかんになっていました。
樹上で完熟させることで、酸味が落ち着き、高糖度に仕上がる
というのが「なつみ」の栽培の特徴です。
大きさは、温州みかんよりも一回り大きいくらい。
ポンカンの血を引いているせいか、種はありますが、
皮は手で剥きやすく食べやすいです。
4月~5月にかけて市場に出回ります。
初夏に食べられるみかんということで、「なつみ」と付けられたとか。
生産量が少ないので、見つけたらお試しくださいね。