”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

なつみ

2020-05-04 16:26:30 | 果物

愛媛県産の「なつみ」という柑橘を食べました。

   

 

初めて見る品種だと思っていたら、

「なつみ」は漢字で書くと「南津海」。

この漢字表記のものなら、たま~にスーパーで見かけることがあります。

でも、売られているのはごく少量。

  

 

この「なつみ」は、「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を交配し、

1978年に山口県の柑橘農園で生まれました。

実が生った当初は、冬に試食したところ、酸味が強すぎ!!(@_@。

ところが、樹上で熟成させたものを春に食べると、

甘くおいしいみかんになっていました。

 

樹上で完熟させることで、酸味が落ち着き、高糖度に仕上がる

というのが「なつみ」の栽培の特徴です。

    

  

大きさは、温州みかんよりも一回り大きいくらい。

ポンカンの血を引いているせいか、種はありますが、

皮は手で剥きやすく食べやすいです。

  

4月~5月にかけて市場に出回ります。

初夏に食べられるみかんということで、「なつみ」と付けられたとか。

生産量が少ないので、見つけたらお試しくださいね。

 

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