デジカメ講座でお世話になった鈴木靖宏先生の呼びかけで、
東日本大震災で土砂やガレキに埋まった写真やアルバムを洗浄する
というボランティアに参加しました。
会場は、袋井のど真ん中センター(旧中村洋裁学院)、
あのレトロな建物です。
●土砂で汚れたアルバムを見た時は、複雑な思いでした。
●アルバムから1ページずつ外し、水に浸し、写真をはがしていきます。
●はがした写真は1枚ずつ、泥や汚れを洗い流します。
●新聞紙に広げ、写真を乾かしていきます。
泥をきれいにしようとして擦ると、画像が消えて白くなってしまいます。
きれいにするよりも、思い出が残るような形で留めないと・・・!
お昼は参加者9名で、焼きそばを作って食べました。
このアルバム洗浄のボランティアを始めた方は、
ご自身も被災された気仙沼の高井さんという方です。
鈴木先生は、洗浄の作業だけなら気仙沼でなくてもできると考え、
高井さんからアルバムを数冊送っていただいたのです。
高井さんは、いちごの生産者さんで、津波でハウスが全壊しました。
そのことを知った時、私は何としても協力したいと考えました。
地震以来、「何かしたい!」と思いながらも、
義援金を送ったり、
風評被害にあった地域の農産物を買って食べることくらいしか
できませんでした。
今日やっと、一歩踏み出せた気がします。
素晴らしい機会を与えていただき、ありがとうございました。