”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

磐生福立菜(バンセイフクタチナ)

2010-03-02 12:12:26 | 野菜

お隣の磐田市の野菜については、知らないことがいっぱい!

こちらは、磐生福立菜(バンセイフクタチナ)と言います。

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青梗菜の花芽の部分で、ビタミンC、鉄分は青梗菜の4倍!

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つまり、この2つの野菜は同じ植物 。

青梗菜は「葉」の部分を食べ、磐生福立菜は「花芽」を食べます。

実は、磐生福立菜は、2008年3月まで「青菜花(チンツァイファー)」

という名前で、浜松市のやまと興業さんが販売されていました。

やまと興業さんは、苗にLEDを照射することによって、

1年中花芽を付けさせるシステムを開発しました。

そのシステムをJA遠州中央に引き渡し、

「磐生福立菜」として磐田市から再デビューしたというわけです。

「花芽を食べる」というと、日本には菜の花くらいしかありませんが、

子孫を残すための栄養がたっぷり詰まった花芽を食べる文化が、

地元の野菜から育っていったら、ステキだと思いませんか?

コメント
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