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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「鳥や虫が見ている世界」を読む

2019-05-17 | B 読書日記

■ 『桜』勝木敏雄/岩波新書を読み終えた。著者のプロフィールを見ると専門は樹木学、植物分類学、森林生理学とある。本書には桜の分類について、桜の分布域について書かれている。著者は植物の分類が専門とのことで、桜の分類について詳細に説明している。桜には栽培品種があり、また多くの雑種・変種があるために分類が難しいという。分類に関する記述は、別の対象の分類を考える際に大いに参考になるだろう。

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さて、次は『虫や鳥が見ている世界 ―紫外線写真が明かす生存戦略』浅間 茂/中公新書。

この様なテーマには関心があり、類書も読んでいる(過去ログ)。書店でこの本を目にし、目次を見ることもなく、内容も確認しないで買い求めた。掲載されている写真は全てカラーで、本の用紙が上質で厚く、ページを繰りずらいことが少し気になるが、読んでいるうちに慣れるだろう。

虫や鳥たちも同じ世界に棲んでいながら見ている世界は全く違う。興味深い内容の本。しばらくはこの本の世界に浸ろう・・・。 


 


梯子乗り

2019-05-17 | A 火の見櫓観察記

■ 5月12日の午後に飯山市の飯山小学校グラウンドで行われた飯山市消防団の梯子隊による梯子乗りを見てきた。しばらく前に新聞で最後の観閲式だと知り、是非見たいと思った。この日が最後となったのは団員の減少などにより、継続が難しくなったから、とのこと。


飯山小学校のグラウンドで行われた梯子乗り











消防団員や地域の人たちが大勢見守る中、5人の団員がそれぞれ違う技を次々披露した。上掲写真はその様子。




まとい 右から栄村、野沢温泉村、木島平村、山ノ内町。左の瑞は飯山市にある瑞穂地区のものだと思う。