■ この雑誌は時に建築専門誌に優る建築の特集を組む。先日コンビニでこの雑誌を目にして買い求めた。「おさらい」、既に学んで知っていることを復習するという意味だが、中村外二の伊勢神宮茶室も、吉田五十三の旧北村邸も知らなかった(無知を晒す覚悟がないとブログは書けない)。私には「はじめて学ぶ」という内容。
火の見櫓に夢中で建築から離れてしまっているが、建築のことも勉強しないと。
■ この雑誌は時に建築専門誌に優る建築の特集を組む。先日コンビニでこの雑誌を目にして買い求めた。「おさらい」、既に学んで知っていることを復習するという意味だが、中村外二の伊勢神宮茶室も、吉田五十三の旧北村邸も知らなかった(無知を晒す覚悟がないとブログは書けない)。私には「はじめて学ぶ」という内容。
火の見櫓に夢中で建築から離れてしまっているが、建築のことも勉強しないと。
(再)塩尻市の奈良井宿に立つ火の見櫓 撮影日171023
■ この火の見櫓の方形の屋根には筒状の穴が開いている。一体、何のための穴? この穴が無ければごく普通の屋根だが。形から管楽器を連想するが、機能的にも同じで、音を、この場合半鐘の音を遠くにとばすためではないかと思う。効果の程は分からないが。ただ残念ながら半鐘は既に無い。
■ 所用で木曽方面へ。となると昼食は「木曽川源流の里 きそむら道の駅 げんき屋」のダムカレー。しばらく前にもここのダムカレーを食べているが、その時は同行者がいたため、ダムの計測を控えた。が、今日(23日)はひとり、計測した。
ダム型式:ロックフィル式ライスダム
堤体長:約16cm(計測値)
堤体高:約5cm(同上)
堤体幅:約4cm(同上)
堤体重量:不明
総貯ルー量:不明
ダム湖:面積が広く、浅い 円弧状の湖岸
敷地:円形の白い皿 直径27cm
施工費:800円(税込み)
施工に要した時間:うっかり計測するのを忘れたが、15分くらいか。
施工会者:源流の里 げんき屋(木曽郡木祖村藪原)、作業員は3人の中年女性。
味:まろやかで、私としてはやや甘め。
施工会社が入る建物の外観
写真:Y君提供 撮影日171017
◎ 東京都小平市には10年くらい前に行ったことがあるが、当時はマンホール蓋には興味が無かったので写真は無い。昨日小平市まで所用で出かけたY君に撮影をお願いした。Y君はカラー蓋も撮ってきてくれた。
小平市のマンホール蓋には中央に大きく市の木・ケヤキ、右後方に富士山を配した住宅地の風景が描かれている。富士山の左の塔状の工作物は火の見櫓ではないか、という指摘もある。てっぺんが□ではなく、△なら、間違いなく火の見櫓だと思うが、どうなんだろう。火の見櫓ファンとしてはこれは火の見櫓だとしたいが・・・。
この蓋について調べると、一般公募で選ばれた作品で、場所は特定できないそうだ。小平市のイメージなんだとか。
■ 講談社の日本の歴史 全26巻が刊行されて15年くらい経つ。この本を買うために専門誌の定期購読を止めた。日本史に疎いので少し勉強しようなどと考えたからだった。全巻通読したわけではなく、未読の巻もある。第20巻『維新の構想と展開』鈴木淳を読み始めた。
「明治維新」という歴史の大きな転換点は結果的にこの国の伝統(成熟した文化、社会システム)を破ることになったわけだが、これをどのように評価すればいいのだろう・・・。このことの答えを読み取ることができるのかどうか分からないが、読み進めることにする。
951 北杜市武川新奥 撮影日171009
◎ 旧武川村(*1)の農業集落排水のマンホール蓋。「むかわ」と「農集排」の表記あり。周囲に稲穂、中央に精進ヶ滝、その左右にサクラ(神代桜が有名)と村の木・マツを配している。どちらかというと地味な印象。
*1 明野村、大泉村、須玉町、高根町、長坂町、白州町、武川村 以上7町村が2004年に合併し、北杜市が誕生した。
943 韮崎市龍岡町若尾新田にて 撮影日171009
◎ 韮崎市のマンホール蓋は外周に市の花・レンゲツツジを配し、内側に市の鳥・チョウゲンボウとスズランを描いている。「武田の里」と「おすい」の表記と市章がある。枠は武田菱の繰り返し。
上の写真で分かる通り、直ぐ近くにこのマンホール蓋があった。蓋マニアではないので分からないが、このようにデザインの違うマンホール蓋が並んでいることは少ないのでは。
これは釜無川流域下水道のマンホール蓋 関係する旧16市町村章(*1)を入れている(合併により現在は7市町 こちらのHP参照)。こういうのは僕の好み。 この蓋の枠も武田菱の繰り返し。
*1 韮崎市、南アルプス市(八田村、白根町、若草町、櫛形町、甲西町)、甲斐市(竜王町、敷島町、双葉町)、中央市(玉穂町、田富町)、昭和町、市川三郷町(三珠町、市川大門町)、富士川町(増穂町、鰍沢町)
942
甲斐市下今井(甲斐市役所双葉庁舎敷地) 撮影日171009 旧双葉町の町章
◎ 双葉町の花・ツツジを外側を凸、内側を凹で表現している。中心に双葉町の町章を入れてある。下側に「ふたば」と「おすい」の表記がある。蓋が円であることを意識したデザインは好い。
941
甲府市向町にて 撮影日171009
◎ 蓋に円を入れてふたつのエリアに分けているが、共に甲府市の花のナデシコで埋めている。市章も無ければ市名の表記もなく、素っ気ない。「おすい」と「14」という耐荷重14tの意味の表記がある。
937
山梨市下栗原 撮影日171009
◎ 山梨市(*)のマンホール蓋は市の花・ツツジと「やまなし」の文字を外周に配置し、その内側に〇を入れて中に市の木・マツと市の鳥・千鳥を配置している。蓋の下側に「おすい」の表記がある。
*現在の山梨市は山梨市(明治初年には35村あった)と牧丘町(同年12村)、三富村(同年7村)が2005年(平成17年)に合併して誕生した。長野県とは川上村で境を接している。
933の道路またぎ火の見櫓
旧大和村(2005年に塩山市、勝沼町と合併して甲州市になった)のマンホール蓋 撮影日171009
◎ 中心にヤマトをデザインした村章、その周りに甲斐武田家の家紋・花菱とヤマザクラを交互に配し、外周にYAMATOと有名な武田菱を配している。なぜ武田菱? 調べるとここは武田家終焉の地だという。
925 諏訪郡富士見町落合の火の見梯子 撮影日171009
■ 前稿の火の見梯子と同様、これも火の見梯子に控え柱を付けているが、違うのは控え柱が「さすまた」のような形をしているところ。で、控え柱の方を登るのかと思いきや、違う。では一体、さすまたのような形にしたのは何のため?
本稿を以って10月9日の火の見櫓めぐりの成果の掲載を終わりにする。
924 諏訪郡富士見町境の富士見梯子 撮影日171009
■ 梯子か櫓か、これは判断に迷うことはない。梯子に控え柱を設置したもの。控え柱と梯子を横架材でつなぎ、構造的に一体化しているならば櫓だが、そうなっていない。
この梯子のてっぺんにも律儀に避雷針と風向計を付けている。