■ 先日紹介した法政大学教授(記事投稿当時)の田中優子さんの論説にも取り上げられていますが、日本のフードマイレージ(食料輸入量(重量)× 輸出国から日本までの輸送距離の総和)が世界一になったそうです。確かにスーパーで食品を手にとって表示を確認すると肉や魚をはじめとしてはるか遠くの国からの輸入品が少なくありません。
ネットで調べて2000年の1人当たりのフードマイレージが日本は4,000tkm、アメリカは500tkmだということが分かりました。この値が大きければ大きい程地球環境に負荷を与えているということです。
田中さんはこのことについて**日本人が他のどの国民より、毎日の食事で環境をを汚染しているという意味である。**とストレートに書いています。
地球環境汚染防止という観点からあるいは食の安全という観点からも「食料自給率の回復」を図らなければならないというわけですね。そうして輸送に伴うエネルギー消費、環境汚染を少しでも減らそうというわけなんです。
のためには主食のコメの消費を増やすことを考えるのが自然でしょう。1965年に一人当り約9.3kg/月だったコメの消費量が2006年には約4.9kg/月まで減っています。この40年間で消費量が半分になったんですね。
主食の大半がコメだった40年前に戻せば、そうコメと魚というかつての食生活へUターンすれば自給率はかなり(一説には70%くらいに)回復するというのですが・・・。朝はご飯に味噌汁、おっと大豆は100%近くが輸入品ですね。
食料を輸入に頼っている日本はかなり危うい・・・。この際、軍事費を農業につぎ込もう!? などという珍提案(いやいや30年もすれば至極真っ当な提案になるかも)をして今回はオシマイ。
2025.04.24 軍事費を農業につぎ込もうという提案は至極真っ当だと思う。「欠陥機」とまで呼ばれるオスプレイを受け入れないで、その分、農業につぎ込むことの方が国防になる。食料を輸入に頼るこの国をつぶすのに兵器など不要、農産物を断てばよい。
2008年3月18日の記事再掲
やはり「地産地消」、これに限ります。外国の珍しいものが入手できるのも、勿論幸せなことなのですが。
田舎に引っ越してからというもの、取れたての野菜は美味しいことを知りました。根性が無くて、思想を行動にうつせない私ですが、食欲魔神である私としてはこれについては自慢(?)できます。都市部と郊外で農業交流会をときどきやっていますよね。応援している一人です。
そう、やはり「地産地消」これがポイント!ですよね。食料を地球の裏側から輸入するなんてやはり不自然だと思います。
久しぶりに更新されたじゅんさんのブログ読みました。