透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「火の見櫓っておもしろい」を本にしよう

2017-01-29 | H 「あ、火の見櫓!」

 実は数年前から「火の見櫓っておもしろい」を本にしたい、と思い続けています。

昨年(2016年)末、東京の友人と飲んだとき、このことを話して来年(2018年)の3月ころまでに原稿を書く、と宣言しました。アルコール効果にまかせて言ってしまった、というのが本当のところですが。

本を出すにはかなりの費用がかかります。結局このことで書籍化プロジェクトはとん挫するかも。いやいや、その前の原稿を書く段階かな。でもこのことは考えないことにします。要は楽しめばいいんです。

本の原稿をこのブログで書き、ああでもない、こうでもない、と検討し、さらに推敲します。その過程をそのまま載せてしまおうという目論みです。

千里の道も一歩から、とにかく始めないことにはいつまで経ってもまとまりません。まともな文章を書こうなどというスケベ根性は捨てて、「火の見櫓って みんなちがって みんないい」ということが伝わるような文章が書けたらいいなと思います。

書籍化する際、全体の構成、具体的には章立てをまず考えるということになりそうです。参考に手元の本を見てみたいと思います。

 
『渋滞学』西成活裕/新潮選書

この本の章立ては次の通りです。

まえがき
第1章 渋滞とは何か
第2章 車の渋滞はなぜ起きるのか
第3章 人の渋滞
第4章 アリの渋滞
第5章 世界は渋滞だらけ
第6章 渋滞学のこれから
参考文献
あとがき

「まえがき」と「あとがき」を書かない場合もあるでしょうが、やはり書きたいです。このあたりは形式にこだわるというか、頭が固いというか、まあ、そんなところでしょう。

この本の章立てに倣えば、やはり第1章は「火の見櫓とは何か」になるでしょうか。以前、信州大学のあるサークルで火の見櫓についてレクチャーしたとき、担当の学生さんは次のような目次をつくってくれました。そうか、「火の見櫓とは何か」では硬いですね。ここは「火の見櫓って何?」の方がよさそうです。まだタイトルは決めていませんが、仮に「火の見櫓っておもしろい」にするなら、この方が良いでしょうね。「となりの、火の見櫓」というタイトルもなかなかいいですね。火の見櫓って身近な存在なんです、ということを上手く表現しています。




はじめに
第1章 火の見櫓って何?
第2章 火の見櫓を観察してみよう
第3章 火の見櫓あれこれ

第4章 火の見櫓って美しい
第5章 火の見櫓っておもしろい
第6章 火の見櫓のこれから
おわりに


とりあえず、今回は目次案を挙げておしまい。言うまでもなくこれは案です。次回は各章の中身の検討です。これは楽しい。


 


「江戸の災害史」を読む

2017-01-29 | A 読書日記



■ 『江戸の災害史 徳川日本の経験に学ぶ』倉地克直/中公新書 を読み始める。 

なんでも読んで知って、かんでも考え、なんでもかんでも書いてみよう ということなのだが、やはり好みというか、関心のあるなしという篩い(ふるいってこんな漢字なんだ)で読む本は選択されている。仮に「江戸の経済史」という書名であったらたぶん手にしなかっただろう。

この本には次のような記述がある。**天和二年(*1)一二月二八日、江戸下町一帯を焼き尽くす大火が起きる。(中略)『御当代記』(*2)は、それ以降天和三年二月までの二か月あまりに、毎日毎夜五、六度、多いときには八、九度も火事があったと記す。しかも、そのすべてが放火だったという。それを取り締まるために幕府は、中山勘解由直守を火付改に任じた。町々には、火の見櫓を設けて、付け火を監視するよう命じている。**(67、8頁)

このような情報を具体的な事例として「火の見櫓本」に書くことはないだろう。でも、十を知って一を書く、ということからすれば、知り得た情報は押さえておきたい(このブログは備忘録でもあるが、検索が容易にできるので便利だ)。

江戸時代の災害と防災システムの概要を知りたい・・・。


*1 1682年 *2 戸田茂睡が著した。綱吉一代の出来事を記したもの。


朝カフェ読書

2017-01-27 | A 読書日記



■ 時々出社前にこのスタバで小一時間読書をする。今朝(27日)、2階のいつもの席で『文庫解説ワンダーランド』斎藤美奈子/岩波新書を読む。



この本には昔読んだ庄司 薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』や田中康夫の『なんとなく、クリスタル』も取り上げられている。どちらも若い人は知らない作品かもしれないが『赤頭巾ちゃん』は芥川賞受賞作。『なんクリ』は文藝賞受賞作で、芥川賞の候補にも挙がった作品。

斎藤さんはこの2作品の解説について、**なぜ同時代の批評家は(あるいは読者は)、『赤頭巾ちゃん』や『なんクリ』の読み方を、そして評価を見誤ったのだろうか。理由はたぶん簡単である。「要するにナメていた」のさ、と断じ(126頁)、替わって、なるほど!な解説をしてみせる。**知識人/大衆という線引きが失効した時代に、自分は知識人としていかに生きていったらいいのか。それが『赤頭巾ちゃん』の命題だった。**(同頁)

これだけズバリ指摘してあると、読んでいて気持ちが良い。明日も続きを読む。


 


「文庫解説ワンダーランド」斎藤美奈子

2017-01-27 | A 読書日記

 書店の新書のコーナーに並んでいた斎藤美奈子さんの『文庫解説ワンダーランド』/岩波新書を買い求め、早速読み始めた。



カバー折り返しの紹介文は次の通り。**基本はオマケ、だが人はしばしばオマケのためにモノを買う。夏目漱石、川端康成、太宰 治から、松本清張、赤川次郎、渡辺淳一まで。名作とベストセラーの宝庫である文庫本。その巻末の「解説」は、読者を興奮と混乱と発見にいざなうワンダーランドだった! 痛快極まりない「解説の解説」が幾多の文庫に新たな命を吹き込む。** 

斎藤美奈子さんの「解説メッタ斬り」は実に鋭く、手厳しい。例えば川端康成の『伊豆の踊子』、『雪国』についてはこうだ。**三島由紀夫や伊藤 整のようなタルい評論は、今日の文芸批評界ではほとんど目にしなくなった(そうでもないか)。いまやほとんど骨董品。その歴史的価値は認めるも、古色蒼然たる解説の前で途方に暮れる読者こそ災難だ。そこで温存されるのは「よくわからないけど、スゴイらしい」という無根拠な権威だけ。文学離れが起きるのも当然かもしれないな。**(29頁)

それに対して斎藤さんは**『伊豆の踊子』が一線を越えずに終わった恋愛未満の物語なら、『雪国』は一線を越えたことで恋愛の不可能に気づいてしまった男女の物語だった。としたら両者は一対の物語だったのかもしれない。**(同頁)と、なるほど!な解説をしてみせる。

週末はこの本を楽しもう。


 


「空海」再読

2017-01-24 | A 読書日記



■ 『空海』高村 薫/新潮社の再読を始めた(過去ログ1)。この数年空海について書かれた本を何冊か読んだが(過去ログ2)、高村 薫のこの『空海』が、読みやすいというか、おもしろい。

**一九九五年一月、私は大阪の自宅で阪神淡路大震災に遭遇した。それを機に、私の四十二年の人生は文字通り根底から変わった。いかなる信心にも無縁だった人間が突然、仏を想ったのである。**(8頁) 高村 薫は本書の「初めに(本書の表記通り)」でこのように書いている。このことが直接的かどうかはわからないが、きっかけになったに違いない。

空海本を読むことで、空海の思想・哲学を理解しようなどとは思わないが、強運の生涯を記憶に留めたいとは思う。


 


「科学報道の真相」を読む

2017-01-23 | A 読書日記



■ 理系本、文系本を問わず、興味のあるテーマの本は読みたい。

『科学報道の真相』瀬川至朗/ちくま新書のカバー折り返しの紹介文**(前略)長年科学報道の第一線に身をおいていた著者が、福島第一原発事故・STAP細胞事件・地球温暖化など、著名な事例を検証。さらに、研究機関や政府側からの発表構成、報道機関の自主規制、科学的不確実性の伝え方、社内組織のパワーバランスなど、科学報道がかかえる問題を分析。科学事件の構造、マスメディア自体が直面する問題を、生々しい現場から浮き彫りにする。**を読んで、買い求めた。

福島第一原発事故の炉心溶融などをめぐる政府、保安院、東京電力の一連の会見発表とマスコミ、特に全国紙の報道との関係の実証的な分析や、STAP細胞「事件」報道の経緯などを興味深く読んでいる。

本書の章立ては次の通り

序  章 科学報道はなぜうまくいかないのか
第1章 メディアはなぜ見抜けなかったのか STAP細胞問題
第2章   なぜ大本営発表報道といえるのか 福島第一原発事故
第3章 懐疑論をどう「公平・中立」に報道するのか 地球温暖化問題
第4章 マスメディア共同体の構造
第5章 「客観報道」と「公平・中立」の問題点を考える
終  章 科学ジャーナリストは科学者とどう向き合うべきか 

序章で論考するテーマを提示し、第1章から3章で具体的に3つの大きなテーマについて各論的な考察をしている。第4、5章で総合的な論考をして、終章で課題を論ずる、という構成。

STAP細胞問題や福島第一原発事故について書かれた第1章、第2章を読んで感じたこと、それはメディアは権力や権威に阿ることなく常に冷静な目をもって対峙して欲しいということだ。


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「空が青いから白をえらんだのです」

2017-01-21 | A 読書日記


『空が青いから白をえらんだのです』寮 美千子編/新潮文庫

 前稿に書いたようにラジオ深夜便の「明日へのことば」で奈良少年刑務所の詩の教室の様子や受講生が書いた詩が紹介された。受講生が書いた詩を寮 美千子さんが選んで本にまとめたことを知り、早速夕方丸善に出かけて買い求めた。運よく1冊だけあった。

本のタイトルになった「くも」という作品が最初に載っている。

空が青いから白をえらんだのです たったこれだけの詩だけれど、少年の母に対する思慕の情が伝わってきて涙してしまう。

「ぼくは、おかあさんを知りません。でも、この詩を読んで、空を見たら、ぼくもおかあさんに会えるような気がしました」(15頁) 今朝のラジオ番組で紹介された教室の仲間の語った言葉がこの本にも載っている。この感想を言った子はそのままおいおいと泣きだしたそうだ。

すきな色

ぼくのすきな色は
青色です
つぎにすきな色は
赤色です

この詩(18頁)もラジオ番組で紹介された。この詩について仲間が語った感想も印象的だった。

「ぼくは、Bくんの好きな色を、一つだけじゃなくて二つ聞けてよかったです」(19頁)こんなにも優しく思いやりのある感想を言う子がいったいどんな罪を犯したというのだろう・・・。


 


「くも」 明日へのことば  (再掲)

2017-01-21 | A あれこれ

■ NHKラジオの深夜番組「ラジオ深夜便」、この番組の4時過ぎからのコーナー「明日へのことば」を今朝(21日)聞きました。 


心をほぐす詩の授業 奈良少年刑務所での取り組み」というタイトルで作家で詩人の寮 美千子さんが番組のアンカー・中村 宏さんのインタビューに答えている様子が放送されました。

奈良少年刑務所の受刑者の少年たちに詩の授業をしたときの様子が語られ、彼らがつくった詩が紹介されました。何編か紹介された詩の中で「くも」という作品が印象に残りました。忘れないように枕もとに置いているメモ帳にメモしました。

くも

空が青いから白をえらんだのです

この詩を書いた少年は普段はあまりものを言わない子でしたが、詩を朗読してから、次のようなことを語り出したそうです。

今年でおかあさんの七回忌です。おかあさんは病院で「つらいことがあったら、空を見て。そこにわたしがいるから」とぼくに言ってくれました。おかあさんの最期の言葉でした。おかあさんは少年に分かるように、少年に見えるように白を選んだのでした。

おとうさんが体の弱いおかあさんをいつも殴っていたそうです。でも少年はまだ小さかったからおかあさんを助けてあげることができなかった・・・。この少年にはつらい過去があったのです。

空が青いから白をえらんだのです

この短い詩の意味、背景を知って、涙が出ました。重い罪を犯した少年たちは心を閉ざしています。でも詩を朗読した後、他の子が感想を言ってくれる・・・。自分の気持ちを受け止めてくれる人がいる。このことに気がついた子どもたちは固く閉ざしていた心の扉を開いて語り出すのです。

授業から詩の会のようになっていったそうです。授業を受けて、激しいチック症状がピタッと止まった子もいたそうです。言葉の力ってすごい、改めて思いました。

印象に残る番組でした。

寮 美千子さんは彼らの詩を本にまとめたとのことで、調べてみて新潮文庫に収録されていることが分かりました。 

ぜひ読んでみたいと思います。松本駅近くの丸善に出かけて探してみます。


◎ 奈良少年刑務所(旧奈良監獄)は明治末期に建設されたレンガ造の建築で重要文化財に指定されています。


 

 


恩田 陸さんの作品

2017-01-20 | D 新聞を読んで

 川上弘美と小川洋子の作品は文庫で何作も読んできたが、このたび直木賞の受賞が決まった恩田 陸の作品は「夜のピクニック」しか読んだことがない(ここまでは作家名にさん付はしない)。

第156回芥川、直木賞の受賞者を紹介する新聞記事(20日付信濃毎日新聞38面)に恩田 陸さんのプロフィールが紹介されている。その記事によると恩田さんは4歳ぐらいから小学校1年生まで松本市で過ごしたそうだ。北アルプスの山並みの美しさは今も原風景として記憶にあるという。このことは、おそらく全国紙には紹介されていないだろう。

この記事を読んで彼女に親しみを感じた。で、作品を読んでみようかな、と思った(なんとも単純な動機)。こうして読みたい本は増えていく・・・。

受賞作の「蜜蜂と遠雷」はピアノコンクールを題材にした小説だと紹介されている。となるとタイトルは演奏曲のモチーフというか、曲想のことだろうか・・・。


 


33会大阪旅行の反省

2017-01-18 | A あれこれ

■ 旅行に出かける前の天気予報では大阪は14、15両日とも曇り時々雪だった。だが、大阪の天気は予報程は悪くなかった。吹雪いていれば、あべのハルカスの天上回廊からは何も見えなかっただろう。参加者の日頃の行いが良かったに違いない。加えて私の「晴れ男効果」もあったかもしれない、などと勝手に思っている。

団体旅行の場合にはスケジュールに余裕を持たせておくことが必要で、14日はO君提案の繁昌亭の落語に絞ったが、好い判断だったと思う、と自賛。

淀屋橋のホテルを予約していたが、宴会会場の近くのホテルの方があるいは好かったかもしれない。だが、繁昌亭は近く、また個人的に門真市の火の見櫓を見るために京阪電鉄を利用したが、駅(北浜駅)がホテルから近くて便利だった。道頓堀のホテルだったら、朝食前に行ってくるのは時間的に厳しかったかもしれない。




 あべのハルカスの天上回廊から時間的に余裕があれば行きたいと思っていた四天王寺が見えた。伽藍の直列配置の様子が分かる。仮囲いをしてあるのは中門と講堂だと思われる。どうやら工事中らしい。2006年の33会京都旅行では確か龍安寺が工事中で石庭を鑑賞できなかった。やはり最新情報を確認しておくことが必要、と反省。



 あべのハルカスより先に通天閣に行く予定だったが、後にしてよかったと思う。あべのハルカスで食事、と考えていたが、通天閣近くの串かつ屋でビールしながらの食事にした。その方が大阪らしいと、当日O君の判断で決めた。



▲ 今回の旅行では大阪城の見学が希望に挙がらなかったが、機会があれば行ってみたい。

以前、魅力的なまちに欠かせない要素のひとつにまちを俯瞰的に見ることができるところ、俯瞰場を挙げた(過去ログ)。城主は、天守から俯瞰的に城下を見渡せることにある種の快感というか、心地良さを感じていたのではないか。遠くに見える大阪城を見ながら、思った。そう、大阪城や通天閣、あべのハルカスは人工的な俯瞰場なのだ。東京のスカイツリー然り。



遠くに美しい橋が見えた。橋の名前は?

2日目も宿泊したホテルに荷物を預かってもらったが、これは想定外。特に女性陣は1泊でも荷物が多い。今後、このことを考慮しなければ、と反省。

*****

中学の時に偶々2年間同じクラスだったことが縁で、よい友だちに恵まれた。気配りができる人たちで、自分の希望を強く主張し通すわけでもない。そうでなければ団体旅行ができない。


記念に撮った集合写真を見ると、「はい、チーズ!」と声をかけたわけでもないのにみんな笑顔だ。幹事としてはみんなの笑顔に満足。

宴席で早くも次回の旅行の希望が出た。九州や四国が多かった。尾道や熱海も出たかな。四国は道後温泉がいいかもしれない。まだまだ先の話。これから何回もある飲み会で、その都度話題になるだろう。わいわいがやがや、みんなで行き先を語る、それが楽しい。

33会のみんな、ありがとう。

過去ログ


 


33会大阪旅行

2017-01-16 | A あれこれ


14日(


名古屋駅にて

昨年(2016年)のお盆の飲み会で決まった今回の大阪旅行。参加者は9人だった。N君は奈良から、〇さんは東京からの参加。

松本駅、塩尻駅から特急しなの2号に乗車、名古屋に向かう。Mさんの旅行カバンにはてるてる坊主が吊り下げてあった。その効果に期待したい。名古屋駅着9時17分、新幹線のぞみ15号に乗り換え、新大阪へ。偶然にも東京から参加の〇さんも同じ車両だった。

米原付近は雪だった。若狭湾から琵琶湖、伊勢湾と、日本海側と太平洋側とを遮る山脈が無く、列島のキールが途切れているから雪が降るんだろうなあ、と窓外の雪景色を見ながら思った。

新幹線は雪の影響で名古屋、大阪間を減速運転。
新大阪駅には15分程遅れ、11時前に着いた。


エンジョイエコカード

淀屋橋のホテルへ御堂筋線で行く。市営地下鉄のきっぷ売り場で「エンジョイエコカード」を買った。加齢のためかどうか、理解力・判断力低下故、買い方が分からなくて自販機の前でしばしフリーズ。この得々切符はA君に教えてもらった。感謝。

ホテルに荷物を預けて今度は堺筋線で天満天神繁昌亭に向かう。きっぷ売り場で「エンジョイエコカード」を提示、入場料は500円割引きの2,500円。 


繁昌亭の定員は1階155、2階席63、計218席。残席わずかで辛うじて切符を人数分買うことができた。1時の開演まで40分。近くのすし屋で少し贅沢な昼食+予定通りの昼間っからビール。


天満天神繁昌亭

演者10人。噺に火の見櫓が出てきて、びっくり。北海道では寒くて半鐘の音が凍って、ジャンではなくて、ジャ、ジャ、と鳴るそうな。んあほな。4時過ぎまで若手落語家の落語に笑った、笑った。笑う門には福来る。落語を楽しもうと提案してくれたO君に感謝。

4時半頃ホテルに戻ってチェックイン。ここでN君と合流。道頓堀へ。


水かけ不動

みんなで水かけ不動にお参り。頻繁に水を掛けられる不動明王は苔に覆われていた。雪がチラつく道頓堀をそぞろ歩く。大勢の人出で混雑していた。







道頓堀には建物に棲む生き物たちもいっぱい!


道頓堀

東京のようなすましたというか、気どった表情ではなく、人の本音が出ている街並み。


たこ焼き

たこ焼き、宴会、2次会、3次会、宴会レポ省略。シンデレラタイム過ぎにお開き。もうみんな若くないから、無理は禁物。

この日の歩数は13598歩 よく歩いた。


15日(

5時頃起床。朝6時過ぎ、ひとりホテルを出て、門真市元町の火の見櫓を見に行く。北浜駅から京阪電車で西三荘駅へ。

あれ、どこだっけ? ストリートビューで記憶していた目印の建物が分からない・・・、高架沿いの道路を歩き続けていると隣の門真市駅が見えてきた。通り過ぎたことが分かり、引き返す。途中の枝道に入り、ようやく目的の火の見櫓を見つけることができた(火の見櫓レポは別稿で)。よかった、半鐘がある。



門真市元町の火の見櫓

西三荘駅に戻り始めたら吹雪になった。今日は大阪、雪かな・・・。幸い京橋辺りからだったか、吹雪は止み、青空に。予定通り8時ころホテルに戻ることができた。朝食はホテルのバイキング。食レポ省略。

9時ころホテルのロビーに集合して御堂筋線でなんば駅へ。南海本線の難波駅から住吉大社へ向かう。ウソのようによく晴れた。


住吉大社



  
狛犬 

団体行動故、観察を見送った。いつか再訪してじっくり観察したい。



引いたおみくじは小吉だった。



参拝記念に御朱印をいただいた。なかなかの達筆。差し出した御朱印帳を受け取ったあの美女が書いたに違いない。



路面電車、大阪に路面電車が走っていることを知らなかった。帰りは路面電車(後で調べて阪堺電気軌道上町線だと分かった)であべのハルカスまで移動。


あべのハルカス





以下、あべのハルカスの展望台からの眺望。









あべのハルカスから通天閣へ地下鉄で移動。



大阪といえば・・・、串かつ、たこ焼き、道頓堀、通天閣!


串かつ

昼食にガッツリ串かつ+生ビール、焼きそば。


通天閣



大道闊歩の我が仲間のおじちゃん、おばちゃんたち 通天閣の脚元ってこうなってるんだ~。



別の方向から望む。すごい存在感。



始めての通天閣 設計者は東京タワーと同じ内藤多仲だがデザインは全く違う。通天閣が道路跨ぎのタワーであることを最近まで知らなかった。

忘れちゃ ならな~い お土産を


午後3時前にホテルに戻り、預かってもらっていた荷物を受け取って、御堂筋線で新大阪へ。N君とは淀屋橋駅でお盆の再会を約束してお別れ、〇さんとは新幹線のホームでお別れ、お元気で。

雪の影響で新幹線のぞみ240号は20分くらい遅れて、17時30分ころ名古屋駅に着いた。ホームの売店でお弁当を買い求め、しなの21号に乗りこんだ。しなの17時40分、定刻に発車。

旅の終わりは寂しいね・・・、とSさん。そうだね。

何枚も撮った集合写真をプリントしてみんなに渡せば、今回の幹事の務めはおしまい。

よい友達に恵まれて幸せ。

この日の歩数 16103歩


過去ログ

4906


大阪市浪速区のマンホール蓋

2017-01-16 | B 地面の蓋っておもしろい



通天閣を背景にマンホール蓋を撮影  170115

旅行前から決めていたショット。人通りが絶えなくてなかなかシャッターチャンスが無く、ようやく撮った写真(ちょっとオーバー)。




大阪市浪速区のマンホール蓋 大阪城と市の花・サクラをデザインしている。



大阪市の制水弁の蓋 大阪城、ツインタワー、水晶橋(?)、アクアライナーをデザインしている。


 


733 門真市の火の見櫓

2017-01-16 | A 火の見櫓っておもしろい


733  大阪府門真市元町の火の見櫓 撮影日170115

■ 前稿に書いた通り、中学時代の同級生9人で大阪旅行をした。14日は夜遅くまで痛飲したが、15日の朝は予定通り門真市まで電車で出かけて火の見櫓を見てきた。

宿泊した淀屋橋のホテルを朝6時過ぎに出て、北浜駅から京阪本線の電車で最寄り駅の西三荘まで行き、火の見櫓の立っているところまで歩いていった。

地元地区の集会施設の敷地内と思われるところに消防倉庫があり、火の見櫓はそのすぐ後ろに立っていた。



3角形の櫓は鋼管で構成されていて、屋根の無い見張り台に梵鐘タイプの半鐘が吊り下げられている。踊り場が無くて見張り台まで梯子で直登するようになっている。古い火の見櫓を建て替えた、と思われる。



半鐘がこの位置だと叩きにくいのではないか。見張り台の床は鋼板で、何ヶ所か水抜き孔をあけてある。



櫓の中央部分のジョイント。フランジ相互をボルト締めしている。



すっきりスマートな比較的新しい火の見櫓だが、手作り感が無く、なんだか味気ない。



真っ赤なシャッターに白い文字がよく映えている。



 


いざ大阪

2017-01-14 | A あれこれ

 この冬一番の寒気が列島を覆い、厳しい冷え込み。でもないか、今朝6時過ぎの外気温は-6℃だった。

日本海側は大雪で、太平洋側にも降雪予報。
大阪の天気予報はサイトによって異なるが、曇り時々雪。晴れの予報のサイトもあるから、行ってみないと分からない。

同行者のひとりから電車動くかな? などと心配のメールが届いた。関ケ原辺りが大雪で新幹線がストップ、などという事態にならなければよいが、まさかね。以前は数年に一回くらいはあったけれど、新幹線も進化してるから、ってオヤジギャグのつもりじゃない。仮にそうなったら、それもレアな経験。


まあ、予期せぬハプニングも記憶に残るし、飲み会の度に話題にできるだろう。雪の道頓堀、いいじゃないか

いざ大阪!