透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1187 中野市金井の火の見櫓

2019-05-14 | A 火の見櫓っておもしろい


1187 中野市金井 金井農業集会所 4脚8〇型 撮影日190512

■ この火の見櫓、脚部である一番下のフレームだけにリング対ブレースが使われ、それ以外は全て平鋼と山形鋼の交叉ブレースだ。



何だかスッキリしているな、と思って見ていて、屋根の下地材が無いことに気がついた。厚手の鋼板を使えばこんな屋根もできるということか・・・。





初めは脚に付けてあるステップだけで、 一番下の梯子は後から設置されたのかもしれない。きっとそうだ。


 


1186 中野市若宮の火の見櫓

2019-05-14 | A 火の見櫓っておもしろい


1186 中野市若宮 西翁寺参道脇 撮影日190512

■ 飯山市役所に問い合わせて、飯山市の梯子隊の観閲式は午後2時50分ころ始まる消防訓練の中で行われるということを知っていた。時間的に余裕があったので、中野市内の火の見櫓巡りをしながら、と言っても下調べはしていないので行き当たりばったりだったが、会場の飯山小学校に向かった。

この火の見櫓は背が高く、見張り台と同じような踊り場がある。それで4脚8〇型ではなく4脚8〇〇型とした。前稿に載せた火の見櫓のブレースは全てリング式ターンバックル付きの丸鋼ブレースだったが、この火の見櫓は全て平鋼と等辺山形鋼の交叉ブレースだ。



屋根と見張り台の様子を見る。半鐘の他に赤色灯がある。見張り台の床の開口上部に手すりを設置してある。このような火の見櫓を時々見かけるが、安全上の配慮として好ましい。





脚部のデザインとして好ましい。やはり脚部はこうでなくちゃ。





1185 火の見櫓のある風景 中野市新井にて

2019-05-14 | A 火の見櫓っておもしろい


1185 中野市新井 火の見櫓のある風景 4脚8〇型 撮影日190512

■ 火の見櫓は国道クラスの幹線道路沿いより集落内の生活道路沿いの方が多い、と断定的には書けないが、たぶんそうだと思う(このことは例えば火の見櫓を地図上にプロットするサイトの塔マップなどで調べれば確認できるだろう)。この火の見櫓も生活道路沿いに立っている。4脚で屋根が8角形、見張り台が円形(型の表記では〇としている)という組み合わせが多い。



8角形の屋根と4本の柱の上端をきっちり納めている。8角形と4角形、この組み合わせもなかなか好い。軒先にはやや大きめの蕨手が付いている。見張り台の手すりは至ってシンプル。



東北信の櫓としては珍しく、ブレースがすべてリング付きだ。梯子を切り換える簡易な踊り場にも半鐘が下げてあるが、やけに小さい。リングと大きさを比べれば分かる。



脚部は正面のみアーチ部材を用いて開口を確保している。





 


1184 中野市江部の火の見柱

2019-05-14 | A 火の見櫓っておもしろい


1184 中野市江部 1脚無無型(火の見柱) 撮影日190512

■ 電柱用のコンクリート柱を使った火の見柱。

近くに車を停めることができるスペースが無く、通り過ぎた。路上駐車するわけにはいかない。上の写真の後方に写っている信号の先に適当な場所が見つかり、車を停めて歩いて戻ってきた。そのままスルーしてしまうことも時々ある。



半鐘には乳が付き、撞き座や帯もある。簡易な火の見櫓にこのような古い半鐘が吊り下げられていることも少なくない。小さなフックがコン柱についているが、半鐘を叩く木槌を掛けてあったのかもしれない。



梯子をコン柱に留めている様子。ステップボルト用の穴を使っている。