透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1163 筑北村坂井の火の見櫓

2019-05-01 | A 火の見櫓っておもしろい

■ 令和初日は朝から雨模様ではあったが、予定通り火の見櫓巡りを決行した。目指したのは千曲市。JR篠ノ井線の姨捨駅から篠ノ井駅辺りを通る時、列車の窓外に何基も火の見櫓が立っているのが見える。いつかこの辺りの火の見櫓巡りをしようと思ってはいたが、今までその機会がなかった。

千曲市にある稲荷山養護学校を行き先にカーナビ嬢に案内を頼む。国道19号をひたすら走っていくと思いきや、カーナビ嬢は聖高原を通るルートを案内し始めた。これを拒否して、県道55号で戸倉上山田温泉を目指す。このルートは初めて。

今日は14基の火の見櫓と出合ったが、最初がこれ。


1163 東筑摩郡筑北村坂井 3脚66型 撮影日190501



軒先に蕨手が無いのはなんとなく物足りない。



ブレースはリングを介してはいても直線状になっているのが一般的だが、これはそうなっていない。




 


令和初日、「ひまわり」を観た。

2019-05-01 | E 週末には映画を観よう



■ 30年余り続いた「平成」が終わり、新たな時代「令和」が始まった。

令和初日(5月1日)の早朝、「ひまわり」を観た。 この映画を初めて観たのは、いつ、どこでだろう・・・。

1970年に公開された「ひまわり」は戦争で引き裂かれた若い夫婦の悲劇を描き、戦争の悲惨さを訴えている。

戦闘シーンが出てくるわけでもない。広大なひまわり畑、ヘンリー・マンシーニの哀愁漂う主題曲、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが演じる若い夫婦がいかに戦争が残酷なのもであるかを観る者に訴える。

出征する夫・アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)を見送った時と同じホームに立ち、発車する列車をジョバンナ(ソフィア・ローレン)は涙で見送る。二度と会うことのない別れ・・・。このラストシーンに涙、涙。

令和が平和な時代であることを願う。