透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

ぽかぽかランド美麻の黒部ダムカレー

2018-04-30 | F ダムカレー

■ 用事のついでに大町市美麻(旧美麻村)まで足を延ばした。昼食はぽかぽかランド美麻の黒部ダムカレー

ここのダムの特徴は堤体がチキンライスで、タマゴで養生されている、いや覆われてれていること。竣工検査の際、覆いを外してまで堤体実測をしようとは思わない。施工者を信頼し、竣工書類(黒部ダムカレーカード)の数値通りだと認定する。敷地は4角形で色は白。なかなかモダンなデザインだ。



ぽかぽかランド美麻の黒部ダムカレー諸元 

・ダム型式:アーチ式オムライスダム
・堤体長:約21cm(黒部ダムカレーカードに記載されている数値)
・堤体高:約5.5cm(黒部ダムカレーカードに記載されている数値)
・堤体幅:不明
・堤体重量:不明
・総貯ルー量:約240cc(黒部ダムカレーカードに記載されている数値) 
・ダム湖に浮かぶ遊覧船・ガルベ:鳥の唐揚げ、ポテトフライ、えびフライ
・ダム下流:ポテトサラダ、野菜サラダ、かんきつ類(何だろう) 
・敷地:辺の長さ25cmの4角形の白い皿 直径20cmの円形の窪みあり
・ダム湖の深さ:計測しなかったが目測で1cmくらいとみた。
・施工費:1000円(税込み)

・施工に要した時間:約14分
・竣工検査に要した時間:約15分
・味:ルーはやや甘め チキンライスとの相性は良い。
・施工会社:「ぽかぽかランド美麻」大町市美麻16734番地


施工会社「ぽかぽかぽかランド美麻」の外観


 


栄村のマンホール蓋

2018-04-30 | B 地面の蓋っておもしろい

◎ 北信の栄村と南信の天龍村、豊丘村には火の見櫓もマンホール蓋もあるが、火の見櫓の近くにマンホール蓋が無く、写真が撮れなかった。今後これらの村で撮れる所が見つかれば出かけることにし、一応ミッション達成!とする。

昨年(17年)の9月22日、ブログにこのように書いた。過去ログ 

先日(22日)栄村へ出かけたが、その時、火の見櫓(1016)のすぐ近くにマンホール蓋を見つけることができた。   出かける前に下調べをしなかったので偶然。



 栄村の村章

栄村の農集排のマンホール蓋。道の駅辺りにしかないだろうと思っていたが、少し離れた場所にもあった。蓋の中心に村章を配し、周りに村の花のカタクリをデザインしている。蓋の縁取りのパターンもカタクリの花をデザインしたのかもしれない。

ちなみに村章はさかえむらの「さ」、これは分かる。背景は?村のホームページによると紫色は村木の桐の花の色だという。


長野県77市町村のうち、火の見櫓をバックにマンホール蓋の写真が撮れていないのは次の10町村。

北相木村
南相木村
大鹿村
下條村
泰阜(やすおか)村
以上の5村は下水道が整備されていないので、上記条件を満たすことはできない。

上松町
平谷村
阿南町
断定はできないが、以上の3町村には火の見櫓が無いと思われ、写真が撮れない。

天龍村
豊丘村
この2村には火の見櫓もマンホール蓋もあるから栄村のように条件を満たす写真が撮れるかもしれない。


 本稿を以って4月22日の北信櫓めぐりの記録を終了する。


長野五輪のマンホール蓋 野沢温泉村

2018-04-30 | B 地面の蓋っておもしろい



 1998年2月に開催された長野オリンピック、野沢温泉村ではバイアスロンの競技が行われた。野沢温泉村には長野オリンピックを記念したマンホール蓋があるはず。そう思いつつ出かけたが、運よく豊郷の火の見櫓(1011)の近くにあった。



特に傷や汚れもなく、とても良い状態だった。


 


983 栄村北信の火の見櫓

2018-04-30 | A 火の見櫓っておもしろい


983 下水内郡栄村北信(村営横倉団地)4脚8〇型 撮影日180422

■ 今回は栄村にある道の駅「信越さかえ」まで行くことにしていた。県道407号を進み、村立栄小学校を過ぎたところでこの火の見櫓が見えた。すぐ近くを信越線が通っている。

まず目に入ってきたものは、電柱と電線、スイセンの花、畑仕事をするおばちゃん。急勾配の屋根、直線的に逓減する櫓、山形鋼ではなく、リング付きの丸鋼のブレース。見張り台の床のサイレン、床下のスピーカー。



屋根に飾りがないのは少し寂しいが、多雪地帯では飾りは雪で曲がったり壊れてしまうからこれを標準仕様とすべきだろう。



脚元 ごちゃごちゃ、いろんなものが写っているのは好みではないが仕方ない。少し疲れてきていて、歩き回って良い方向を探すのが億劫になっていた。

アーチ部材のカーブに注目(写真③)。このようなカーブも珍しくないが、飯山市寿顔戸の火の見櫓のように放物線のようなカーブ(写真④)の方が好ましい(と私は思う)。


飯山市寿顔戸





981 こんな形の屋根、初めて見た。

2018-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい


981 下水内郡栄村堺の火の見櫓 撮影日180422

 火の見櫓にこんな形の屋根があるとは思わなかった。これは切妻?それとも寄棟? 

上の写真に写っている建物の屋根はみな切妻。屋根面がヘの字形で、妻面に屋根面はない(妻垂れが付いている民家もあるが一般的ではない)から、この火の見櫓の屋根は寄棟と見るべきかも。両側の3角形の屋根面が垂直になっている寄棟。で、この火の見櫓は4脚4(寄棟)〇型とする。



見張り台の床面はかなりしっかり作ってあり、方杖も設置してある。半鐘を吊り下げてあるが床にはサイレンも設置してある。栄村ではもう半鐘は叩いていないんだろうなぁ。


屋根下地の様子。



脚元のつくり方が少し変わっている。コンクリート基礎から50cmくらいの位置に横架材があり、その下にもブレースを設置しているが、半分以上が基礎の中に埋まっている。


火の見櫓めぐりとかけてかっぱえびせんと解く。

で、その心は? 

やめられないとまらない


 


「黄金銃を持つ男」

2018-04-29 | E 週末には映画を観よう

GWの夜は映画を観よう

 ゴールデンウイーク、今年は前半後半通しの9連休! こんなことは初めて。 昨年までは連休中も仕事だったりして、せいぜいシルバーウイークどまりだったのに。

ゴールデンウイークだからというわけではないが、007シリーズの第9作「黄金銃を持つ男」を観た。ボンドをロジャー・ムーアが演じるコメディ路線の作品でマカオ・香港・バンコクが舞台。

この作品には超大金持ちがドンの悪の組織は出てこない。100万ドルで暗殺を請け負う殺し屋・スカラマンガとボンドとの直接対決に至るプロセスを描くというストーリー。タイのプーケット島にある太陽光を電気エネルギーに変える巨大な装置というか発電所(当然秘密の施設で地下あり地上からは何も見えない)を奪い取ったスカラマンガは、エネルギー危機に乗じて売電によって巨万の富を得ようと目論んではいるがそれは副業であくまでも殺し屋。

第8作の「死ぬのは奴らだ」に出てきたペッパー警部、じゃなかったペッパー保安官がまた出てくる。え、何で?別の役で?と思っていたら、どうやら休暇で奥さんと東南アジアを旅行中だったようだ。

見どころのひとつ(というか、他にはないかな)はペッパー保安官を乗せたボンド運転の車が、壊れた橋からジャンプして川を飛ぶシーン。壊れた橋の先が傾いているから、車が走行姿勢を保ったまま飛べないじゃないか、と思ったが、なんと1回転ジャンプをして川の反対側に残っていた橋に「減点無しの着地」。これにはびっくり。今ならCGで簡単につくってしまうシーンだろうが、この映画ではスタントマンが運転して本当に飛んだとのこと。

ボンドガールはスカラマンガの愛人かと思いきや、さにあらず。メアリー・グッドナイトという名前の諜報部員、そう今回の舞台の東南アジアで活動しているボンドの同僚だった。何だかとても諜報部員とは思えないおバカさんキャラ。ただしスタイル抜群でビキニ姿で登場している。

彼女が発電所の冷却用の液化ヘリウム槽に敵の作業員を落下させたために、槽の温度が上昇してシステムが暴走、発電所が爆発する。辛うじて島から脱出したボンドとメアリー。ふたりは大型帆船で香港を目指す。所要時間は8時間。で、自動操縦にセットして


 


979 野沢温泉村豊郷の火の見櫓

2018-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい


979 下高井郡野沢温泉村豊郷 4脚8〇〇型 撮影日180422

 飯山市から野沢温泉村へ移動した。

この火の見櫓は狭い坂道の途中に立っている。車を停める空地が見つからず、坂を上りきった。傾斜地に密集する建物、その中にすくっと立つ火の見櫓。後方の山にはまだ雪がだいぶ残っている。今頃の風景が一番好き。



火の見櫓のところまで坂を歩いて下る。堂々たる立ち姿。丸鋼のブレースより山形鋼のブレースの方が透け感がなくて櫓の存在感が増す。



反りの付いた8角錐の屋根。軒先に蕨手はなく、鼻隠し状に処理している。これには落雪促進と巻き垂れ防止の効果があるだろう。



見張り台と同じデザインの踊り場。デザインに統一感があって好ましい。そう、デザインはトータリティ。



がっしりした脚元。このようにすべて脚のデザインが好ましい。正面だけというのはどうも・・・。ステップから梯子に移るという構成は今まで見て来たものと同じ。



柱脚の様子。ジョイント部に第三の部材を添えてボルトで接合している。


 


978 飯山市瑞穂豊の火の見櫓

2018-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい


978 飯山市瑞穂豊 4脚8〇型 撮影日180422

■ 火の見櫓巡りではまず遠景、火の見櫓のある風景を楽しみたい。火の見櫓が立っていると、それだけで風景が魅力的なるから不思議。



火の見櫓全形、櫓の構成を分かりやすく撮る。



屋根と見張り台、両者の形や大きさのバランスに注目 



1段目の横架材まではステップで登るようにしてある。そこから梯子を登る。登り降りが大変だから普段から訓練していないと。火災が発生して半鐘を叩くとなるとどうしても慌ててしまうからなおさら。

設置されている銘板に「昭和32年11月製作」とあった。




 


977 鳥の目 虫の目

2018-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい


977 飯山市豊田 3脚3〇極細型 撮影日180422

 遠くに見える霞んだ山、春だな~。



狭い坂道を車で上っていくと正面に極細の火の見櫓が見えた。





細い櫓の柱から出した丸鋼の方杖で屋根の先を突いている。



下から見上げるとこんな様子。見張り台の床も方杖で突いている。こんなに細い櫓だと方杖を設置しないと屋根や見張り台は構造的に安定しないのだろう。



脚元。梯子を接地させていない。脚にステップを付けてある。大人は登れるが子どもは登れない工夫。

火の見櫓観察 鳥の目 虫の目。