透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

火の見櫓のある風景のスケッチ4

2019-05-06 | H 「あ、火の見櫓!」


火の見櫓のある風景 安曇野市三郷にて 190506

■ 火の見櫓を真ん中に配置し、空と水を張った田んぼのバランスもほぼ同じ、このような構図で描くことは普通しないと思う。それを敢えてやってみた。

午前9時半ころ描きだしたが、その時は安曇野のシンボル、常念岳も右側の横通岳も雲に隠れていた(下の写真)。近くのカフェで小一時間過ごして再び行ってみると、運よく雲が切れて常念が特徴的な山容を見せていた。


 


火の見櫓のある風景のスケッチ3

2019-05-06 | H 「あ、火の見櫓!」


火の見櫓のある風景 辰野町小野にて 190503

 国道153号を南下して伊那方面へ出かける時、この火の見櫓をその都度見ることになる。このような中遠景だけの風景は描きにくい。

この季節、様々な緑が野山を覆う。遠くの山は紫色を帯びて見えるが、その色を表現するのか難しい。電柱と電線を描くかどうか迷う。この風景の場合、遠近感を表現するものとして描き込んだ。写真にはタンポポが写っていないが、そのビビッドな黄色がきれいだった。






火の見櫓のある風景のスケッチ1

2019-05-06 | H 「あ、火の見櫓!」


火の見櫓のある風景 辰野町小野にて 190505

■ 大型連休の後半は天気の良い日が続いた。私はこの数日間、火の見櫓のある風景をスケッチした。

今まで見てきた火の見櫓を思い返して、絵になりそうな場所に出かけた。

線描きはペンを使う。一度引いた線を消すことはできない。下描きは全くしない。ぶっつけ本番。30分くらいで描き、その後やはり30分かけて着色をする。いや着色にはもう少し時間をかけるかな。

この絵を描いているとき、近所の女性が声をかけてきた。
「いい趣味ですね」
「子どものころから絵を描くことが好きだったんです。安上がりの趣味です」と私。
「羨ましいです」と女性。