goo blog サービス終了のお知らせ 

透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1044 上田市生田の火の見櫓

2018-08-30 | g 火の見櫓観察記


1044 上田市生田茂沢 4脚4〇型 撮影日180830






 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1043 上田市芳田の火の見櫓

2018-08-30 | g 火の見櫓観察記


1043 上田市芳田町吉田 町吉田生活改善センター 4脚4〇カンガルーポケット型 

「町吉田分団」という切文字


蝶の口吻を思わせる蕨手


バルコニーのように張り出したカンガルーポケット


前稿の火の見櫓の梯子の桟は丸鋼だったが、この梯子の桟はアングル(等辺山形鋼)、手でつかみにくい。


脚元の様子


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1042 上田市芳田の火の見櫓

2018-08-30 | g 火の見櫓観察記


1042 上田市芳田 4脚4〇KP(カンガルーポケット)型 撮影日180830

■ 東信方面によくあるタイプの火の見櫓。同行のSくんにこの火の見櫓について説明した。

以下その内容

ブレースが櫓の上部と下部とで違っている。上は平鋼の交叉ブレース、下はリング付きの丸鋼ブレース。
櫓が直線的に広がっているが、松本平では東京タワーのような末広がりの櫓が見られる。



屋根の先に付いている飾りは蕨手(わらびて)といい、石灯籠や祭り神輿にもついている。
見張り台の床の下地が放射状に配置されている。



バルコニーのような踊り場は東信方面でよく見られ、私はカンガルーポケットと呼んでいる。
梯子の手すりを床面の上まで伸ばしてある。
梯子の桟に丸鋼を2本並べている。
構成部材のジョイントにリベットを使っている。
櫓は上下2つのユニットで現場に運搬されていることが分かる。
現場で一体化して人の力で立て起こした。



銘板が付いていて製作した鉄工所名が記されている。
梯子桟の数とそのピッチで見張り台の高さが分かり、見張り台の床から屋根までの高さ約2m、屋根の高さ約1.5mを足せば火の見櫓のおよその高さが分かる。

これでSくんも火の見櫓に気がつくようになるだろう。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1041 小谷村中土の火の見櫓

2018-08-28 | g 火の見櫓観察記


1041 北安曇郡小谷村中土犬川(?) 撮影日180827

 小谷(おたり)村は長野オリンピック(1998年開催)でジャンプ競技が行われた白馬村の北隣に位置し、村の北側で新潟県糸魚川市に境を接している。ちなみに深田久弥の「日本百名山」に入っている雨飾山は小谷村と糸魚川市の境にある名峰。

国道148号沿いにある下里瀬(くだりせ)地区から奉納(ぶのう)温泉までは6、7キロの距離だが、その途中の集落(犬川地区かどうか定かではない)に立っている火の見櫓。



この姿を目にして、思わず「え? 何これ」と声をあげてしまった。串に刺しただんごのように、鋼管柱に突き刺さった火の見櫓とでも言いたくなるような姿ではないか。

中心の鋼管柱は消火ホース乾燥塔だが、そこに後から火の見櫓をつくったということだろうか。その逆ということは考えにくい。鋼管柱を無視すれば3脚44型だが、鋼管柱を含めると型(タイプ)はどうなるのかな。例えば4脚44型、これはオーソドックスな火の見櫓を念頭にしたタイプ分けだから、この火の見櫓のような珍しいものは当て嵌まるタイプがない。



類例を挙げるとすれば大町市の木崎湖のすぐ近くに立っているこの火の見櫓か(619)。だがこの火の見櫓には屋根がない。

今回はこの火の見櫓を見て引き返したが、奉納温泉まで行く間にはまだ火の見櫓が立っているかも知れない。機会があれば奉納温泉まで行ってみたい。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1040 小谷村中土の火の見櫓

2018-08-27 | g 火の見櫓観察記


1040 北安曇郡小谷村中土太田 撮影日180827

■ 道路沿いの樹が成長して火の見櫓を隠している。だが、我が優秀なるヤグラセンサーがキッチリ反応した。



3脚33外付け梯子型 とんがり屋根



脚元までリングの無い丸鋼の交叉ブレース


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

― 伊那方面の火の見櫓レビュー

2018-08-23 | g 火の見櫓観察記





■ 今月19日に箕輪町、南箕輪村、伊那市の火の見櫓巡りをしてきた。撮影した方向はまちまちだが、こうして並べてみると姿・形が似ていることが分かる。既存の火の見櫓を手本にすることがごく普通に行われていたということを以前ある方から聞いた。だから製作した鉄工所が違っても形が似ているというのは当然のことだ。

4脚44(面取り)4型で屋根と見張り台の形もよく似ている。方形の屋根のてっぺんの飾り、蕨手も。踊り場まで外付け梯子というのも皆共通、踊り場にも半鐘を吊り下げて切妻の小屋根を掛けていることも然り。


 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味噌川ダムカレー

2018-08-22 | g ダムカレー〇

本日の昼食 

私は味噌川ダムカレー、同行者はカツカレー、ただそれだけ。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1039 伊那市東春近の火の見櫓

2018-08-22 | g 火の見櫓観察記


1039 伊那市東春近渡場 4脚44(面取り)4型 撮影日180819

 自治体の対応はまちまちで、ピカピカの火の見櫓もあれば、このようにサビサビ(錆々)の火の見櫓もある。姿・形は悪くないのだが、この様子は残念。後方に防災無線柱が写っている。ということは、この火の見櫓は役目を終えているということだ。いや、もしかしたら消火ホース乾燥塔としてはまだ現役かも知れない。





踊り場にも半鐘が設置されている。消防団員はどのように半鐘を叩いていたのだろう。上の梯子の手前に左向きに立ち、ブレースの間に腕を入れて叩いていた?



脚元の様子。消火栓と消火ホース格納箱、それから文字書道祖神。 道祖神が火の見櫓のすぐ近くに祀られていることは珍しくない。設置場所の条件が共通するからであろう。

以上で8月19日の火の見櫓巡りの記録は終り(掲載省略3基)。


反省:全形を撮って、屋根と見張り台、踊り場、脚元を撮る。それでおしまいということが多かった。もっとじっくり観察しなければ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1038 伊那市西箕輪の火の見櫓

2018-08-22 | g 火の見櫓観察記


1038 伊那市西箕輪中條 4脚44(面取り)KP4型 撮影日180819

 夏休み最後の19日、伊那方面へ出かけて来た。火の見櫓巡りと飛地カレーを食べることが目的だった。この日は11基の火の見櫓を観た。 

この日8基目の火の見櫓(7基目は初見ではないので掲載を略す)も4脚44(面取り)4型で外付け梯子という一般的なもの。脚部の2構面、2脚も既に観たタイプ。高さは14mくらいだろうか、櫓の末広がりのカーブが滑らかで美しい。後日、この日に観た火の見櫓の全形をまとめて掲載したい。型の共通性が確認できると思う。



何稿か前に書いたが、このようにしたから見上げるアングルだと屋根と見張り台の構成が分かりやすい。屋根を支える柱と横架材の取り合い部分に火打ちを設けている。きちんとしたつくりであることが見て取れる。見張り台の床下もずいぶん頑丈なつくりだ。



踊り場とカンガルーポケット。この部分もきっちりつくられている。



脚部の上の横架材に斜材を入れて補強している。構造的な配慮がここにも見られる。同じように見える火の見櫓だが、よく見ると皆違う。やはり火の見櫓は十基十色だ。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1037 伊那市西箕輪の火の見櫓

2018-08-21 | g 火の見櫓観察記


1037 伊那市西箕輪上戸 4脚44(面取り)KP4型 撮影日180819





 高さ15mくらいの火の見櫓。美しいプロポーションにはこのくらいの高さが必要だろう。

どの方向からも建物や電柱、樹木が邪魔になって、全形をきちんと撮ることが出来なかった。



屋根の形が整っていて美しい。



消火ホースを掛ける作業用の床面が設置されている。床面より上に横架材があって、梯子から移動するのに邪魔になるのではないか。いや、案外邪魔にはならないのかも知れない。



この火の見櫓もブレース入りの構面が2面、脚2本という構成。梯子を櫓の外側に掛けてあるから、脚が無くて4面ブレース入り構面でも差支えない。この構成に何か合理的な理由があるのだろうか・・・。4本ともきちんと脚になっていたら、美脚なんだけどな~。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1036 伊那市西箕輪の火の見櫓

2018-08-21 | g 火の見櫓観察記


1036 伊那市西箕輪上戸 4脚44(面取り)型 撮影日180819

 この火の見櫓の高さは消火ホースを掛けるフックの位置からして11mくらいか、やや低めだ。美しいプロポーションの火の見櫓にはそれなりの高さが必要だということが分かる。やはりもう少し高い方がプロポーションが好い。





カメラを火の見櫓に向けて構えてから、「何を撮りたいのか、伝えたいこと最も的確に捉えるアングルか」ということを自問、確認してから撮りたい。見張り台と屋根を写した2枚の写真②と③はアングルが違う。

屋根と見張り台の大きさのバランス、頂華や蕨手の形を撮りたいのなら②、屋根や見張り台がどうなっているのか、構成を撮りたいのなら③。②だと屋根の下地や見張り台の床の構造がよく分からない。



脚元の様子。ブレース付きの構面が2面、脚が2ヶ所という構成。櫓内部に入りこむためなら、正面にだけ開口があればよいのに、なぜ?

このような構成になっていても4脚というタイプ分けは不合理、表現方法を再考しなければ。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1035 火の見櫓のある風景

2018-08-20 | g 火の見櫓のある風景を撮る〇


1035 伊那市西箕輪羽広 羽広公民館 4脚44(面取り)型 撮影日180819

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1034 箕輪町西箕輪の火の見櫓

2018-08-20 | g 火の見櫓観察記


1034 上伊那郡箕輪町西箕輪吹上 4脚44(面取り)KP4型 撮影日180819

 4脚44(面取り)KP4型に外付け梯子は南信方面によくある型か。きちんと統計的に処理すればはっきりするが、そのずく(*1)が無い。
 


中箕輪富田の火の見櫓の蕨手(右)とは形が違う。





1面だけ「脚」ではない。何でだろう・・・。


*1 ずくは長野県の方言 物事を成し遂げようとする気力、やる気。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1033 箕輪町中箕輪の火の見櫓

2018-08-20 | g 火の見櫓観察記


1033 上伊那郡箕輪町中箕輪古田 4脚44(面取り)4型 撮影日180819

前稿の火の見櫓には脚が無かったが、この火の見櫓にはきちんと脚がある。もう何回も繰り返し書いているが、やはり火の見櫓には脚があった方が断然良い。見張り台のスピーカーは残念だが、形が整っていて美しい。架けてある消火ホースの様子から、この火の見櫓の高さはおよそ12mくらいだと見当をつけることができる。



蕨手もこのくらい巻いていると「蕨(わらび)」という感じがして好い。



踊り場の手すりの凝った飾り。小屋根の下に吊り下げられた乳付き半鐘



この火の見櫓も錆止め塗装をしてあり、消防信号板の表示を読み取れなかった。南信方面の火の見櫓には外付け梯子が多いという印象、なんとなく。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1032 箕輪町中箕輪の火の見櫓

2018-08-19 | g 火の見櫓観察記


1032 上伊那郡箕輪町中箕輪下古田 4脚44(面取り)型 撮影日180819

■ 塗装したばかりなのだろうか、ピカピカの火の見櫓だ。この様子を見て、007の「ゴールドフィンガー」に出てくる全身ゴールドの女性を思い出した。火の見櫓はシルバーだけど。

なだらかな曲線を描いて末広がる櫓はやはり美しい。見張り台のスピーカーは異物としか言いようがない。



見張り台はごちゃごちゃ。



櫓はピッカピカ。



脚元に付けられている消防信号板も錆止めのシルバー塗装で信号表示が読み取れない。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする