透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

山笑う

2016-04-29 | A あれこれ


春のフォトアルバム リビングの東側の窓から見る里山の緑 撮影日160429

 山の緑と一言で括ってしまうけれど、実際にはいろんな緑が山肌を覆っている。この時季にはその差異が際立つ。この緑も季節が進むに連れ、変化していく・・・。

「こんな景色を見ながら過ごすのもなかなかいいものだ」と鄙里の住民。


 


「ショート」「レギュラー」

2016-04-29 | A あれこれ



 朝カフェ読書をしようと松本市内のいつものスタバへ。

「ホットのレギュラーをマグカップで」
「ハイ」と返事をした女性店員。
「345円です」
ん?302円では・・・。一瞬、値上げしたのかな?と思った。店員さんは「レギュラー」を「トール」と判断したようだ。

そして気が付いた。「レギュラー」ではなくて「ショート」と注文しなくてはいけなかったと。いつもの注文をしたつもりが、イレギュラーな注文をしてしまったのだった。

時々コンビニコーヒーを飲むけれど、その時の注文「レギュラー」と間違えるというアチャーな失敗。こんな失敗がこれから増えるかも。このような量に関する呼称は統一してもらえないだろうか、と思うのだが。まぁ、しかたがないか・・・。

いつもの席で『丹下健三 戦後日本の構想者』豊川斎赫/岩波新書を読む。コーヒーは量が多すぎて残してしまった。


 


カレーパンのディープな世界

2016-04-28 | A あれこれ

 火曜日の夜9時前から放送のテレビ番組「マツコの知らない世界」では毎回様々な世界に詳しいゲストが登場、マツコ・デラックスにそのディープな世界を紹介する。この番組を見るとゲストのマニアぶりに感心し、そのディープな世界に引き込まれてしまう。

おととい(26日)は、9年間で4000食!以上カレーパンを食べてきたという女性がカレーパンの世界をプレゼンした。

その女性は食べる前にカレーパンの寸法を測っているそうだ。番組でもその様子が紹介された。私が黒部ダムカレーを食べ歩いたときは、ごはん堰堤の寸法は測ったり、測らなかったりと中途半端だった。やはり測るなら測るで徹底しないと。番組で女性の様子を見ていて思った。

東京では鉄道沿線ごとに客層が違うようだ。カレーパンにはその違いが反映されているとのことだった。数多く食べると、その違いがわかるということだろう。

「今までいろんなものを食べてきたけど、振り幅的に言ったら一番スゴイかも」とマツコさん。それほどバリエーションが豊富ということなんだろう。カレーパンの深みにハマると出口が見つからないかも。

凡そ世の中のもので趣味の対象になっていないものなどなく、どんなものでも必ずそれが好きという人がいるもの。私はどうも発散的、いろんなものが気になるタイプで、ひとつの世界にどっぷり、ということができない。あるひとつのものを極めようとしている人が羨ましいとも思う。まあ、このあたりは人それぞれで・・・。

カレーパン大好き女性のブログ



 


「丹下健三 戦後日本の構想者」

2016-04-27 | A 読書日記



■ 『日本建築入門』五十嵐太郎/ちくま新書、『スピカ 原発占拠』高嶋哲夫/宝島社文庫を読み終えた。今月のブックレビューで何か書きたい。

野球選手なら長嶋茂雄、建築家なら丹下健三というのが私の評価。丹下健三の数多くの作品の中では香川県庁舎、山梨文化会館、国立屋内総合競技場(代々木体育館)が好きだ。

今日(27日)書店で『丹下健三 戦後日本の構想者』豊川斎赫/岩波新書を買い求めた。早速読み始める。初めて見る写真が多いのはうれしい。





アルコールな夜に怒る

2016-04-21 | A あれこれ

■ ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れのためのデータ改ざんには驚いたが、三菱自動車の軽自動車の燃費試験の不正にも驚いた。いや、驚いたというより腹が立った。この不正は何だ!

商品を買うときは、メーカーの信頼性も考慮しているわけで。近隣の国、いや世界中の他国はどうあれ、日本のメーカーだけは正直であって欲しい。

今回の不正は一企業の問題にとどまらない、日本という国の信頼性をも損ないかねない深刻な事態だと思うのだが、そのような自覚など三菱自動車には皆無ではないのか。

いやいや、国際社会において日本という国の信頼性などとっくに地に落ちてしまっているのかも。

「燃費の不正が行われていた車種に乗っている顧客に対して誠実に対応したい」というのであれば、「返品」に応じるくらいのことをしてもらわないと。 

ムム、なんと過激な! アルコール効果か・・・。


 追記(0422)

信濃毎日新聞は22日付朝刊の社説で「不正を繰り返す企業体質」と、手厳しい見出しをつけて**買った人から車両を引き取るよう求められるかも知れない。誠実に対応するほかない。**と書いている。 全く同感だ。


 


朝カフェ読書

2016-04-20 | A 読書日記

 

 松本市内のツタヤで「惑星ソラリス」のDVDを返却した後、『日本建築入門 近代と伝統』 五十嵐太郎/ちくま新書を買い求めた。

建築関係の新書が出ると読むことにしている。なんとなくの印象だが、ちくま新書(筑摩書房)は建築に関するテーマのものが他の出版社の新書より多いような気がする。

いつものスタバのいつもの席で早速読み始めた。 

序論の「なぜ建築と日本が結びつくのか」で五十嵐さんは先の新国立競技場のコンペについて触れ、伊東さんの案が縄文を参照していて、隈さんは弥生だと指摘している。なるほど、確かに伊東さんの案の競技場の周囲に建てた列柱は諏訪の御柱や三内丸山遺跡の建築物の柱をモチーフにしたものだった。

諏訪出身の考古学者・藤森栄一氏は御柱は縄文時代の住居の柱が7年目毎に建て替えられていたことに由来するとの縄文文化起源説を提示していた。

隈さんのデザインは弥生という指摘、デザインにおける弥生という概念が縄文に対して洗練されていて新しいということしか私には分からない。この理解内であれば確かにそうだろう。

もし丹下さんが応募したらどんな案を提示しただろうなどと考えながら読み進む。




帯に目次が示されているので載せておく。


 


「惑星ソラリス」

2016-04-18 | E 週末には映画を観よう

 

■ ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムの作品『ソラリスの陽のもとに』が旧ソビエトの映画監督タルコフスキーによって映画化され、1977年の春に日本で公開された。この年、私はこの映画を東京の岩波ホールで観た。

先週金曜日(15日)の夕方、カフェ バロでHさんと雑談していて、この映画をDVDで観たことを聞いた。5本まとめて借りた中の1本が「惑星ソラリス」だったそうだ。

そうか・・・、あの懐かしい映画を今でも観ることができるのか・・・。「まだ1本ありましたよ」と聞いて、早速DVDを借りてきて観た。

惑星ソラリスを覆う海は「知的生命体」。人の脳の思考活動や記憶を読み解き、具現化してみせる。この発想からしてすごい。ソラリス探査のために宇宙ステーションにいる主人公クリスの前にソラリスは10年前に死んだ妻のハリーを出現させる(確か小説ではハリーは恋人)。上の写真はクリスとハリー。

40年近く前に観た映画だが、未来都市として首都高速が出てきたことと、ラストにクリスの故郷の家がその廻りと共に島となってソラリスの海に浮かびあがるシーンがあったことを覚えていた。その記憶の通りに画面に出現したときは懐かしいというか、記憶との符合に感動した。

主人公クリスの脳内検索によりソラリスの海が出現させたのは彼の家族と彼が生まれ育った家とその周辺の姿だった・・・。心の深層にあって忘れ難きは家族と故郷、たとえ地球から遥か離れた宇宙にいたとしても。それが原点ということなのだろう。

いままでDVDを借りて観たことはなかった。昔観た映画を自宅でまた観ることの楽しみを覚えてしまった・・・。ますます時間が足りなくなる。

過去ログ


 


ブログ記念日

2016-04-16 | A あれこれ

 今日は私のブログ記念日です。

ブログを始めたのは2006年の4月16日のことでした。ブログを書くことでパソコンアレルギーを解消しようと思ったのです。今日でちょうど10年経ちました。この間に投稿した記事が4,384稿(削除した記事もありますが)、我ながらよくもまあ駄文を書き続けたものだと思います。始めたころは写真のアップの仕方がわかりませんでしたから文章だけの記事でした。

10年も続けているといろんなことがあるものです。学生時代には全国各地の民家巡りをしていましたが、東北地方で撮った茅葺きの民家の写真を載せたところ、「この民家は私の実家です」というコメントをいただいてびっくりしたことがありました。また、記事に載せた民家の写真をある企業のPR誌の連載記事に使っていただいたこともありました。ある新書を取り上げたとき、著者の方からコメントをいただいたこともありました。他県のブロガーさんにお会いする機会もありました。

いつも持ち歩いている鞄にノートとカメラを常に入れています。ブログにいくつものカテゴリーを設けたせいでしょうか、注意深く物事をみるようになり(そうでもないか)、漫然と過ごすことが少なくなったような気がします。  ブログを書くことが日常生活に欠かせなくなりました。これからも可能な限り続けていくつもりです。

このブログを閲覧していただいているすべての皆さんに感謝します。これからもよろしくお願いします。


■ 熊本県内を震域とする大きな地震が繰り返し発生しています。震域は大分県にも及んでいます。このエリアに別府-島原地溝帯があるからかもしれません。東日本大震災からまだ5年だというのに、今度は九州ですか・・・。 本当に日本は災害列島ですね。

テレビで被害の様子を見ていると、住宅やアパートの1階部分がつぶされていたり、土砂崩れで道路や鉄道が寸断されたりしています。まだまだ何日も余震が続くでしょうから被害が拡大するのではないかと心配です。


被災された皆さんに心からお見舞い申し上げます。


 


送電鉄塔

2016-04-14 | A あれこれ



 「鉄塔が人と人を繋ぐ」などという見かたを今までしたことはなかった。先日鉄塔写真家・ふじのさんとカフェトークした際、彼女がこのような見かたをしていることを知った。並び立つ鉄塔はお互いに手を繋いでいるようにも見える、などと聞かせられるとそのように見えてしまうから不思議。 それで「鉄塔のある風景」というカテゴリーを設けた。この風景を受け入れてしまった方が「楽」かもしれない。

これからは時々鉄塔のある風景を撮って掲載したい。



 


― 桜花火の見を覆う

2016-04-14 | A 火の見櫓っておもしろい

 葛飾北斎の「富嶽三十六景」は富士山を主題とした浮世絵の作品群ですが、その中では「神奈川沖浪裏」が特に有名でしょう。

赤富士をグラフィカルに表現した「凱風快晴」など一部の作品を除き、この作品のように富士山を遠くに小さく配し、手前に別のモノを画面いっぱいに表現しています。



北斎が好んで用いたこのような構図で火の見櫓を撮ってみました。


春のフォトアルバム 光輪寺(長野県朝日村)の参道のしだれ桜越しに見る火の見櫓  撮影日160411


 


616 17 北杜市の火の見櫓巡り 最終稿

2016-04-12 | A 火の見櫓っておもしろい


616 北杜市武川町新開地



■ 建設年は分からないが、姿・形から判断するに新しい火の見櫓だと思う。横架材が踊り場と見張り台直下にしか無い。またブレースが丸鋼ではなく山形鋼であることから櫓の印象が一般的な火の見櫓とは違う。櫓の4隅の柱材の山形鋼は直線。既に何回も書いているが、やはりゆるやかな曲線で末広がりに構成されているタイプが好ましい。


山梨県北杜市の火の見櫓巡りは本稿で終了。

山梨県内にはまだまだ富士山を背に立つ火の見櫓が何基もあるだろう。それらを見て回りたい。いつか静岡県でも火の見櫓巡りをしたい。もちろん長野県内でも続けたい。 火の見櫓巡りはまだまだ続く・・・。