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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1119 大月市大月町花咲の火の見櫓

2018-10-31 | g 火の見櫓観察記


1119 大月市大月町花咲 大月ICの近く 4脚4〇4型 撮影日181027

■ 大月駅方面を背にして撮った写真。手前の電柱が邪魔だが、周辺の状況を伝えるとなると、こういう写真になる。100mくらい通り過ぎたところにコンビニがあり、駐車場に車を停めて歩いて戻ってきた。



火の見櫓の下のバス停でバスを待つおばあちゃんの身長は1.5mくらいか、比して火の見櫓の脚の長さは3mくらいあるだろうと目測できよう。



スピーカーにサイレンにアンテナ。これだけのものが取り付けられると、ごちゃごちゃする。円形の見張り台はしばらく見ていなかった。すのこ状に敷かれた床材の平鋼を支える下地材(根太)を放射状に設置している。手すりの飾りにはいろんなデザインがあってもおかしくないが、このようなものをよく目にする。



外付け梯子から内付け梯子へ移動するための踊り場のつくり方がおもしろい。外付け梯子の手すりを踊り場まで伸ばしている。踊り場の床は上の内付け梯子が上方へ引っ張って支えているのかな。


 

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1118 大月市大月町花咲の火の見櫓

2018-10-31 | g 火の見櫓観察記


1118 大月市大月町花咲 4脚444型 撮影日181027 

 この火の見櫓は横着をしてレンズを望遠にして撮った。したがって近くでは観察していない。



屋根の大きな反りがなかなか好い。屋根下中央部に「つるりんちょな半鐘」を吊り下げてある。見張り台の隅切り(面取り)はしていない。



トラスの4本脚。近くで撮っていないのできちんと写っていない。


 

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1117 大月市初狩町の火の見梯子

2018-10-31 | g 火の見櫓観察記


1117 大月市初狩町下初狩 2脚無無(梯子)型 撮影日181027

 既に書いたように27日(土)に本栖湖の近くにある、友人所有の山荘に6年ぶりに出かけた。その往路、勝沼ICで中央道を下り、国道20号(甲州街道)を大月駅に向かった。大月駅で今回同行のふたりと待ち合わせをしていた。この機会に勝沼大月間の火の見櫓を見ようと思ったのだった。

甲州街道沿いには古くからある集落が続き、火の見櫓も何基か立っている。国道20号は車が頻繁に行き来していて、車を停める場所が見つからないこともあり、何基かスルーした。偶々コーヒーを飲もうと立ち寄ったコンビニの後方にこの火の見梯子が見えた。写真③にコンビニの看板が写っている。今回はこのコンビニのライバル店も利用した。

2本のステー(つっかい棒)で支えている火の見梯子で少し後傾している(させている?)。



簡易なつくりの火の見梯子だが、半鐘は乳付きで撞き座もある立派なもの。半鐘を叩く木槌もフックに掛けてある。




 

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1116 大月市初狩町の火の見櫓

2018-10-30 | g 火の見櫓観察記


1116 大月市初狩町下初狩 ローソン前 撮影日181027

 火の見櫓には申し訳ないが、寸胴短足でユーモラス、どことなくマンガチックな印象。



屋根周りがスピーカーでやけににぎやか。



シンプルな構成の踊り場は好みのデザイン。手すりはスタイリッシュ!



火の見櫓を囲むように詰所の外階段を設置している。銘板には寄贈者名と共に昭和56年12月20日と記されている。かなり新しい部類の火の見櫓。


 

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1115 大月市初狩町の火の見櫓

2018-10-30 | g 火の見櫓観察記


1115 大月市初狩町中初狩 4脚444型 撮影日181027

■ 国道20号を奥(西)から手前(東)に向かって走行、火の見櫓を通り過ぎて初狩郵便局の駐車場に車を停めてこの写真を撮った。午前中だとこの方向が順光になる。



スピーカーに囲まれてしまって半鐘がよく見えない。理由が分からないが、この火の見櫓も踊り場部分の垂直構面が脚部のような構成になっている。一般部のように交叉ブレースでも支障ないと思うけれど・・・。



構成部材のメンバーがなんとなく細く見える。前稿の火の見櫓(1145)とは異なり、梯子を櫓内に設置している。錆びた消防信号板をアップで撮ればよかったな。


 

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1114 大月市初狩町の火の見櫓

2018-10-30 | g 火の見櫓観察記


1114 大月市初狩町中初狩 4脚444型 撮影日181027

■ 国道20号沿いに立つ火の見櫓を逆光で撮ることになった。逆光だと割り切ってシルエット写真を撮ると、櫓のフレームが際立つ。



踊り場も脚部のような形になっている。









櫓内部に梯子を掛けることもできるサイズだが、側面に掛けている。トラス部材もアーチ部材も細く、弱々しい印象の脚部。




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1113 大月市笹子町の火の見櫓

2018-10-30 | g 火の見櫓観察記


1113 大月市笹子町白野 4脚444型 撮影日181027

 前稿の火の見櫓を見てからカーナビ頼りに国道20号へ戻ろうと集落内の生活道路を進むと前方に火の見櫓が見えた(上:火の見櫓のある風景)。



火の見櫓は笹子町原公民館(手前)と隣の民家(奥)の敷地を跨いで立っている。一般的なタイプの火の見櫓でプロポーションが好い。



屋根は軒先で大きく反っている。4隅に蕨手とは異なる形の飾りが付いている。屋根下に半鐘とサイレンを設置している。見張り台の手すりはよく見かけるデザイン。



脚部の側面 脚の下端までトラス構造にしてある。


 

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1112 大月市笹子町の火の見櫓

2018-10-29 | g 火の見櫓観察記


1112 大月市笹子町吉久保 4脚444型 撮影日181027

■ 国道20号からちょっと脇道に入ってこの火の見櫓と出合った。真正面から見ると櫓のプロポーションが分かりやすい。踊り場から上は櫓が逓減していないので見張り台周りのバランスがチト好くない。脚の付け根にある銘板により平成2年の建設だと分かった。



蕨手ではない。兜の角(立物というようだが)に似ている飾り。








 

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1111 大月市笹子町の火の見櫓

2018-10-29 | g 火の見櫓観察記


1111 大月市笹子町黒野田 笹子公民館黒野田分館 撮影日181027





全形 細身の櫓に外付け梯子



別方向から全形を見る。






 

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1110 大月市笹子町の火の見櫓

2018-10-29 | g 火の見櫓観察記


1110 大月市笹子町黒野田 新笹子トンネルの近く 国道20号(甲州街道)沿い 4脚444型 撮影日181027

 大月市内の国道20号(甲州街道)沿いに立っている火の見櫓を見に行きたい、と以前から思っていた。中央東線の列車の車窓からこの辺りに火の見櫓が見えていたので。一昨日(27日)、本栖湖近くの山荘に出かけた際、大月ICのひとつ手前の勝沼ICで下り、国道20号を大月駅に向かった。

長い新笹子トンネルを抜けて間もなく、この火の見櫓と出合った。少し通り過ぎたことろにスペースがあり、駐車。大月方面を背にして写真を撮った。やけに脚が長いなあ、というのが第一印象。





方形(4角錐)の屋根は避雷針も蕨手も無く、シンプル。見張り台周りがにぎやか。アンテナとふたつのスピーカー。形は長野県内の一般的な火の見櫓と変わらない。電線が邪魔だが、仕方がない・・・。



2軒の民家の敷地を跨いで立っている。脚が長い理由が分かった。両敷地にレベル差があり、その高低差に対応するために低い敷地の脚を伸ばしているのだ。傾斜地に立つ送電鉄塔で脚の長さが違うものを見ることはあるが、脚の長さが違う火の見櫓というのは初めてだ。適当な空地が無かったということだろうが、理解のある住民だ。

ブロック塀の奥の脚部が写るようにポジションを決めた。全形写真には写っていないが、説明的な写真には必要な配慮。


 

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― 甲州市大和町の道路またぎ櫓

2018-10-28 | g 火の見櫓観察記


(再) 山梨県甲州市大和町鶴瀬の火の見櫓 4脚444型(道路またぎ)撮影日 181027



脚部にあったブレースが根本から切断されていることが分かる。やはりにもともと地上に立っていた火の見櫓をゲート状に組んだフレームの上に載せたのだ。1年前にこの火の見櫓を見た時はブレースの切断には気がつかなかった。


 

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「オリンピックと万博」

2018-10-26 | g 読書日記



■ 『オリンピックと万博 巨大イベントのデザイン史』暮沢剛巳/ちくま新書を読んだ。

第1章 世界デザイン会議から東京オリンピックと大阪万博へ
第2章 「国民的」建築家  丹下健三
第3章 グラフィック・デザインという戦略  亀倉雄策
第4章 デザイン・ポリシーによる統率  勝見 勝
第5章 原子力の一九六〇年代  岡本太郎
第6章 マルチプロジェクション  観客から群衆へ
第7章 万博パビリオン  「日本館」の系譜
第8章 デザイン・コンペ  東京オリンピック二〇二〇エンブレムと新国立競技場

本書は以上のような章立てになっている。

オリンピックと万博をデザインという観点から論じている本書を読むと、1964年に開催された東京オリンピックの諸デザインが明快な戦略を以って統制が図られていたことが分かる。

2020年の東京オリンピックのエンブレムと新国立競技場のコンペをめぐる醜態は特にこれといったテーマが見当たらず、デザインの統合を図る理念の欠如が主因だということを最終章を読んで理解した。やはりデザインという観点から見た1964年と2020年、両オリンピックの差は歴然としているのだ。

理念を具現化する手立てとしてデザインがあるとすれば、理念がなければデザインのしようがない。


 

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朝カフェ読書

2018-10-25 | g 読書日記


朝カフェ読書 181025

 久しぶりに朝カフェ読書をしようと、いつものスタバに立ち寄る。カウンターの前に立つと直ちに「ホットのショートをマグカップでよろしかったでしょうか」と店員に声をかけられ、頷くと「いつもありがとうございます」と返された。

2階のいつもの席で『双体道祖神』伊藤堅吉/緑星社を小一時間読む。

今後の道祖神観察に大いに有用な本との出合いに感謝。




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1109 諏訪市岡村の火の見櫓

2018-10-24 | g 火の見櫓観察記


1109 諏訪市岡村 4脚444型(屋上設置) 撮影日181021

 少し引いた位置から撮ってみた。手前に建物を置くことで奥行き感を出す、ということに加え、立面を写すという意図で。近くで写すと見上げのアングルになり、立面(側面)的な写真にはならない(写真②)。



前稿に載せた火の見櫓(1139)から200mくらい離れた、同地区内の屯所屋上に立つ火の見櫓。姿形に地上設置のものとの違いは特に見られない。櫓自体の高さはそれ程ない。末広がりの程度はこの位が好ましい。





前稿の火の見櫓では見張り台と踊り場の床面を平鋼をすのこ状に並べてつくっていたが、この火の見櫓の床面は鋼板張り。古い、そう戦前の火の見櫓の床面は鋼板製のものが多い(それ程数多く見てはいないが)という印象。建設年は分からないが、この火の見櫓も古いものだと思われる。見張り台の手すり子は飾りが無くシンプル。

「火の用心」と書かれたパネルが錆びている。何とも寂しい。



建物の外壁に設置された階段と梯子で屋上に登り、櫓内に設置されている梯子で踊り場、見張り台へと登っていく。踊り場の床下にも半鐘を吊り下げてある。

丸鋼のブレースのターンバックルにリング式、〇ではなく割枠式を使っている。やはり交叉部に〇を入れている方が櫓のアクセントにもなって好い。

火の見櫓を地上に建てる場合、横倒しの状態から、滑車をつかって人力で立て起こすという方法が採られていた。ではこの場合のように屋上に建てる時は・・・。

地上に建てる時とは違い、クレーンで吊り込まないと無理だと思う。屯所建設の際、それまで地上に立っていた火の見櫓を屋上に移設したということかもしれない。火の見櫓と比べると屯所の方が新しいという印象で、同時期に建設したとは思えないが、どうだろう。

それ程遠くない所だからまた行ってみよう。


 

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― 下諏訪町社東町の火の見櫓

2018-10-23 | g 火の見櫓観察記


(再) 諏訪郡下諏訪町社東町 撮影日181021

■ 国道20号(甲州街道)沿いには火の見櫓が何基も立っている。この火の見櫓もその内の1基。21日、茅野から帰る途中、この火の見櫓を見て来た。小ぶりで細身。

この火の見櫓は2011年に既に見ているが、その時は信号待ちの車内から写真を2カット撮っただけだった(過去ログ)。



屋根の支え方が珍しい。3本の柱の上に3角形のフレームを組み、その3隅の束で屋根を支えている。半鐘は屋根の外にはみ出しているから、雨ざらし状態。半鐘に小屋根を付けている例も数多いがこれはそうしていない。見張り台は12角形の一部を欠いて登り口を設けている。梯子に手すりを付けてあるから、見張り台へ移動しやすいだろう。手すりが「環状に閉じていない」から揺すればぐらぐら動くのではないか。



リングが大きい。建設当初から梯子の下端はこのような状態だったのだろうか。これなら子どもは登ることができないだろう。大人でも苦労するかもしれない。


 

 

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