梅雨の合間を狙って、高齢者・障害者の日帰り旅行を共に楽しむ“ボランテイアグループ”「おでかけたい」6月の定例会は京都伏見の船旅から宇治平等院を計画する。
9:00逆瀬川側駅に集合した17人の仲間は4台の乗用車に分乗、中国道路→名神高速→京滋バイパスを経由して淀伏見に到着する。
水のまちが誘う、宇治川の宇治川派流の「十石船」船着場から船に乗り込む。
本日は視覚障害者がお一人・肢体障害者が私を含めて5人・平衡感覚障害者がお一人,最高高齢者は車椅子のKさん85歳参加、渡船場から狭くて揺れる船に乗り込む事が一仕事、船頭さんの手をお借りして船に移り、お互い向かい合わせに座り込んだところで船が出発する。
30℃を超える暑さの中一汗掻いたところ、川面を流れる風が気持ちよく、両岸の柳・アジサイの美しさに思わず感嘆の声があがる。
濠川と合流してから関門で折り返すコース約45分、周辺の景色と歴史について解説する船頭さんのお話しが面白く、ゆったりとした船旅でした。
冷房の効いた月桂冠大蔵記念館で一休みして、酒造りの行程に従った展示棟を見学、お土産などを購入して寛ぐ。
昼食は風情漂う京の町家“月の蔵人”「十二屋」にて各自予約済みの京料理を戴く。
14:00宇治側沿いに東上、観月橋を渡って宇治平等院へ、流石に疲れも出て、お二人が車中で待機、付き添いも入れて4人が見学を中止される。
お一人は積み込んだ車椅子に乗られ、8年前に新築された博物館「鳳翔館」から入場、私達障害者を確認され、係員が特別のエレベーターに案内いただき、1階「平等院」への近道となり大いに助かる。
更に砂利道に入ると大きなゴムタイヤ付き車椅子を2台提供いただき驚く。「阿字池」を巡る「鳳凰堂」へ到る砂利道は快適に運転され、乗っている人も楽で嬉しいバリアフリー体験でした。
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