片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

視力障害の方が互いに助け合って開催するイベント「よっといで遊びに来ませんか!」

2010-11-21 15:56:56 | 「ボランテイア グループ」

 北摂地方は濃霧注意報が発令され、深い霧と霜が降りるぐらい冷え込み、三田市は1,6℃の冷え込みとラジオが報じる。暖かい布団から起きるには勇気が要る季節が到来、今朝は8:30分に総合福祉センターに来るように依頼されているので思い切って飛び出す。日頃尊敬する行動派の視力障害者協会のT会長から委嘱され、会場撮影と受付のボランンティアを引きうける。
  
安倉の総合福祉センターに到着すると玄関口には看板・プラグラム案内が掲示され、3階の会場は机椅子が既に完備されているのに驚く。
お聞きすると昨日夕方からボランティアを含み、会員の皆さんが集合して準備され、本日の昼食用のオニギリ・ぜんざいの炊飯タイマーをセットされたという手際の良さに驚嘆する。
   
 受付も私が段取りだけお手伝いすると後は盲導犬に導かれるN副会長と微かに字が読めるSさんがペアーになられ、次々とガイドヘルパーに誘導され来館する会員の受付と昼食用のオニギリ代300円を冗談を交えながら、順次正確に徴収していかれる。
   
 10:00定刻に軽妙な司会のボランティアAさんの案内で開会、T会長が本日のプログラム並びに会場案内を行い、午前の部が始まる。
会場内は会員と1対1で付添われるガイドヘルパー100数十人で占められ満員盛況の様子。
   
 プログラムNO,1はマンドリン同好会「アンサンブル・チャオ」の演奏で「すみれの花咲く頃」・「砂山」、5人の会員が先生のリードで月に1回の練習成果を巧みにご披露され、会場から盛大な拍手を戴きました。
NO,2は詩吟詠吟、背筋をピーンと伸ばされた姿勢の美しい女性が合吟・連吟を会場内に朗々と吟じられ、ヤンヤの拍手喝采でした。続いては歌唱部発表、「バラが咲いた」・「知床旅情」、男女10数人の会員さんにヘルパーさんの応援も入り元気良く、歌われ、音程の狂いも楽しく聞かせて貰う。
  
11:00~13:20分までは昼食を挟んで趣向を凝らした体験コーナーを皆さんが順番に廻られてスポーツ・学習を楽しまれる。音声パソコン体験は音声でPC操作を習熟された会員さんがガイドさんと入場される会員に扱いを教えられ、成功されると歓声を挙げて喜んで居られました。隣の302号室ではSTT(サウンドテーブルテニス)のプレー体験、音のするボールを互いに打ち合う、指導者は兵庫県の大会に出場されているベテラン会員がお相手をされて初体験者に丁寧に教えられています。此処も付添いガイドさんが玉拾いのお手伝いをされ楽しい雰囲気作りに貢献されています。
   
今回は来場される子どもさんにVグループ「夢風船」のご協力を得て、「おとぎの国」が設けられ、ご両親と訪れられた姉妹が楽しく遊んでおられたご様子が印象的でした。日頃会員皆さんがVグループからお世話になっている録音テープ・点字の実体験が出来る朗読録音・点字体験教室がボランティアのご協力で設置され、賑わっている。
  
 昼食は早朝から女子部の皆さんがボランティアのご協力で準備されたオニギリ三つに豚汁、ぜんざいの2点セットで食券(300円)を引き換えに配られ、教室で賑やかに会食を楽しまれました。流石に三つは多すぎるようでボランティアさんにラップで包んで貰っている方が多く見られた。午後の部はVグループ「テープライブラリー宝塚」の楽しい朗読会とマンドリン同好会の会員男性のギターに合せて「なごり雪」を皆さんで歌いました。閉会は盲導犬を連れて副会長Nさんの挨拶で終了する。



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