片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

孫娘から届いた「チョコレート」!、ドカ雪に閉じこもり、DVDビデオ鑑賞黒澤明監督「赤ひげ」

2014-02-14 14:14:30 | 「映画・演劇」

予報通りのドカ雪、午前9時現在、関東の広い範囲で雪。都心周辺でも、路面が白くなっています、すでに電車などの交通機関にも影響が出始めています。
午後は次第に雪の降り方が強まって、広く積雪となりそうです。
また、風も強まり、ふぶく所もある見込みです。広い範囲での雪のピークは「夕方から日付のかわる頃まで」となりそうです。あすの午前6時までの24時間に降る雪の量はいずれも多い所で、関東南部の平野部で15センチ特に朝は、激しい雨が降るおそれがあります。
雨はあすの午前中いっぱい、さらに風も強く吹きます。あすの昼頃までは、交通機関の乱れに十分な注意が必要です。(チーム森田)

三越伊勢丹ホールディングス(HD)と西日本旅客鉄道(JR西日本)が、JR大阪駅前で共同運営するJR大阪三越伊勢丹の再建策を発表した。開業からわずか3年で大幅な事業縮小を余儀なくされた。(ダイヤモンド・オンライン)

            

                   

14日はバレンタイデー 小学校3年生孫娘からチョコレート届く、メッセージカードには「じーじへ これからも宿題だすからやってね ひなのより」とあった。
来宅の度に、公文教室で勉強する算数・国語の宿題をいただき、採点され、間違いには丁寧に教えてくれる家庭教師的存在に喜んでいる。
特に難問題は、公文式算数、計算方法を教えて貰うが固い頭には理解が出来ず、嫌がらず何度も同じ質問に答えてくれる優しい先生。
            

            
昨日の天気予報通りに早朝は銀世界、キツイ寒気の中、ギッシリ覆った雪空から雪が舞い続く。
近隣一帯からは車の音は消え去り、バスも運行中止の様子。
テレビ報道では、雪の影響で、交通機関にも乱れが出ています。現在の状況は、空の便は羽田発着の国内線に欠航が相次いでいます。鉄道では新幹線や在来線などで運休や遅れが出ています。(テレビ朝日系(ANN)) 

本日は片麻痺治療コース予定、鍼灸院⇒鉱泉湯を予定するが交通の便は、いずれも氷結残る上り県道114号線利用となるので諦め、一日中自宅待機を覚悟する。
ひざ掛け電気毛布に覆われ、机上PCに向かう、いただいたイタリアチョコレート「FERRERO ROCHERフエレロ・ロシエ」の真珠型のダークチョコレートをほおばりながら、Wordに昨日の「宝塚広域ボランティア連絡委員会」第33回運営委員会の議事録作成に取り掛かる。
速記ノートを広げながら報告事項、2014年の取り組みについて、「目的」・「説明」・「具体案」・「連携先」の項目別にA4用紙にまとめる。
            

11:30分前後の雪空は変わりなく、雪はボタン雪状に変わって降り続いている、外気温度は凍れる寒さ、隣家の屋根雪は10㌢位の積雪、天気予報によれば夕方から明日朝にかけ雨模様。
                     

                     
DVDビデオ「赤ひげ」観映、山本周五郎原作の『赤ひげ診療譚』を基に、巨匠・黒澤明監督が三船敏郎、加山雄三 主演で映画化したヒューマニズム溢れる人情ドラマ。
江戸時代の小石川養生所を舞台に 、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描いた人情劇。
           

           
舞台は江戸時代の小石川養生所、ここは無料の医療施設で、徳川吉宗が行った享保の改革の際に設置されました。
主人公は若い医師を演ずる加山雄三と、「赤ひげ」と呼ばれる所長の三船敏郎です。
養生所にやってきた加山雄三は最初、「こんなところに勤めるのは嫌だ、自分はもっと高い地位につくために今まで勉強してきたんだぞ」とすねてしまうのですが、そこで過ごす日々の中で、次第に考えを改めていくのであります。

          

           
1965年製作、三時間ある映画なのですが、ほとんど飽くことなく観終えました。
そして、黒澤作品で涙したのはこれが初めてかも知れません。
後半登場する杉村春子に折檻される「おとよ」の劣悪な環境の中から心を取り戻していく、健気な「いじらしさ」これは泣けました。

          

          
          

シナリオのテーマは感慨深く、演出は文句なしのすばらしい出来。
患者役の俳優・女優(香川京子・菅井キン・杉村春子・藤原鎌足・左ト全)たちの迫真の演技も印象的だった。
弱冠7歳のちょうぞうが、少女おとよに「泥棒やるくらいならコジキの方がいい」みたいなことを勧められた時「コジキなんてペコペコ頭下げて情けない」などと返したのが印象的だった。
子役が素晴らしくイキイキと演技、「親切な人には用心しろ」と親に言われたセリフに、昔母親に「子盗り」に気をつけろと口酸っぱく言われたことを懐かしく想い出す。
「赤ひげ」と呼ばれる所長の三船敏郎の、若い医師を演ずる加山雄三に教えたセリフ「人間の一生で臨終ほど荘厳なものはない」がグサリと胸に突き刺さる。