ツトムさん家の写真日記。

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第974回 猿田彦大神の石塔群。(前橋市稲荷新田町)

2016-01-06 12:00:00 | 写真・旅行・日記・コラム

2016 01 03(日)


新年明けましておめでとう御座います
本年もご愛読のほど宜しくお願い申し上げます。


今年の干支のにちなんだ猿田彦大神の映像で拙ブログの年始といたします。

災難・厄難を取り去るとして庶民に信仰される猿田彦神は道祖神や庚申信仰また天狗の祖とも言われる民間信仰神。

前橋市の南部に位置する稲荷新田町(とうかしんでんまち)448番地にある猿田彦大神の石塔群を参拝見学。(午前11時)
これほど多くの猿田彦石塔が一ヶ所に立てられている場所は他には見たことがありません。
その石塔数はなんと約200基!! 猿田彦大神境内は壮観とも云える光景を醸しています。


20年前までは田畑の中だった猿田彦大神の石塔群、現在では南面以外は住宅に囲まれています。


道路に面した北側の中央には「史跡 猿田彦大神の石塔群」と記した標石。
その背後に石塔群で一番大きな「猿田彦大神」の石塔、題字は伊香保温泉の大旦那で衆議院議員の木暮武太夫の謹書。
猿田彦大神石塔も祝いの竹と注連縄(しねなわ)で新たな年の正月を寿(ことほ)ぎます。
  

境内に列を成し、埋め尽す「猿田彦大神」の石塔の数々・・・。




倒れたり傾いたりしているのを含めて全ての石塔に「猿田彦大神」の文字が刻み込まれ、
戦難を逃れ戦地からの我が子・我が夫の無事生還を心から祈る庶民の猿田彦信仰の深さを物語ります。
  

北側から見た「猿田彦大神の石塔群」。




約200基の猿田彦大神の石塔が整然と列をなし、ストーンヘンジを髣髴とさせる猿田彦大神境内




前橋市稲荷新田町の「猿田彦大神の石塔群」は「 明治二十七年から三十年にかけ日清戦争の出征兵士の無事帰還の祈願や感謝の気持ちで兵士の親族縁者が建立した 約二百基 」との説明文が立てられています。


平成28年1月3日に撮影した「猿田彦大神の石塔群」の動画をご覧下さい。

猿田彦大神の石塔群。(前橋市稲荷新田町)





2016 01 06(水)記。             前橋市 薄      最高気温 10.1℃      最低気温 4.9℃


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