2015 04 12(日)
今回は“わたらせ渓谷鉄道”に乗車し、銅山で有名な足尾までの中間地にある神戸駅(ごうどえき)の花桃見物です。
この日はわ鉄の大間々駅前の駐車場が嬉しいことに無料開放、前橋から運転してきたプリウスを停めて大間々駅へ・・・。(朝8時50分頃)
花桃見物でしょうか・・・駅改札口には7~8人の行列、普段は車にお客を獲られて閑散とししている駅にしては珍しい光景です。
大間々駅から神戸駅まで往復1180円。 帰りはトロッコ列車を楽しむので「トロッコ整理券」(510円)を購入。
10時54分発の「花桃号」に乗って神戸駅を目指します。(わたらせ渓谷鉄道は電化されていませんのでディーゼル車)
清流“渡良瀬渓谷”に沿って咲く桜花を見物しながら進むわたらせ渓谷鉄道。
沿線の桜名所として高津戸峡・花輪駅・水沼温泉駅などが人気です。
沿線の春景色を堪能しながら11時37分に目的地「神戸駅」に無事到着。
着いた列車から降りる客とその前からいる花見客でプラットフォームは大混雑!
駅舎のある1番線から2番線を結ぶ跨線橋にもカメラマンが鈴なり状態、驚きの一語です!
華やかな桃花と列車ですから“撮り鉄”にはモッテコイの撮影ポイントなのでしょう。
乗客のほぼ全員が下車した花桃号は次の駅「沢入(そうり)駅」に向かってガタゴト走ります。
神戸駅1番線フォームから2番線方向の風景。跨線橋には次の列車を待つ撮り鉄ファンが頑張っています。
跨線橋に上がって眺めた足尾方面の華麗な花桃と桜。
こちらは大間々駅方向。 左の列車は列車レストラン「清流」。 右の建屋は神戸駅舎。
桜と花桃に囲まれた列車レストラン「清流」。 「清流」車両の傍で保線用の足漕ぎ車「カントリートレイン」の試乗体験が出来ます。
鮮やかに咲く花桃のトンネルを楽しむ「カントリートレイン」、保線用の軌道自転車は足でペダルを回して進みますが、意外に軽い力で走るので驚きました。
わたらせ渓谷鉄道の神戸駅舎。 神戸は「こうべ」では無く「ごうど」と読みます。
11日と12日の両日は神戸駅舎で抹茶・菓子のサービス(呈茶)もあります。
神戸駅前には特設テント市場が開催され大勢の観光客が飲食物や地元産品を購入していました。
春の陽光を浴びながら食事する光景は微笑ましい・・・。
わたらせ渓谷鉄道のマスコットキャラ「わっしー君」も応援に出動。 駅前市場を回るミニトレインは子も親も大喜び!
神戸駅から花に囲まれたテント市場を見ながら、駅前の坂道を上がって線路や駅が見渡せる場所へ移動。
坂道の終点も大根花が桃に負けずと咲き誇っています。 線路脇の崖上からの眺めも素晴らしく絶好の撮影ポイント!
大間々・桐生行きの列車が到着、乗客や撮り鉄ファンでごった返す神戸駅。
神戸駅全体の俯瞰画像。 黄色の作業車の後方が賑わう特設テント市場、
満開の桜と花桃を心ゆくまで堪能し、12時16分頃神戸駅発のトロッコ列車「わっしー号」に乗って帰路へ・・・。
トロッコ列車「わっしー号」の内部。 沿線の名所では徐行運転し親切な車内放送で案内してくれます。
神戸駅と赤城山から流れ落ちる「小中大滝」の最寄り駅「小中駅」の中間で最徐行、わたらせ渓谷鉄道に乗車しないと見られない幻の滝「汽車見の滝」もゆっくりと鑑賞する事ができます。
「汽車見の滝」は別名「地蔵の滝」とも云うそうで、落差約70mあるとか・・・。
車窓から見た渡良瀬川と山肌を染めるヤマザクラ。 春の花と云えば菜の花と桜に尽きます。
トロッコ列車の最後尾から見た桜景色も素晴らしい絶景!
花と鉄道好きには絶対お奨め出来る春のわたらせ渓谷鉄道の旅でした。
わたらせ渓谷鐵道「わ鐵のわっしー号」車窓風景(小中~神戸) 2011/09/23 (拝借動画)
わたらせ渓谷鉄道HP。
http://www.watetsu.com/
2015 04 29(水 昭和の日)記。 前橋市 最高気温 26.0℃ 最低気温 13.7℃
おまけコーナー。
全長177mの自動鉄道施設車(オーストラリア製)
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