2009 08 02(日)
大間々祇園まつり。(8月1~3日)
江戸時代から続き、380年の伝統を誇る“大間々祇園まつり”の見物に群馬県みどり市大間々町へ・・・。
以前は長く「おぎょん」の名で親しまれた大間々祇園祭りは「上州三大祇園祭り」(大間々。世良田。沼田)の一つに数えられています。
祇園祭り会場の大間々町本町通りに着く頃からポツポツと雨が・・・。
傘を持っていないので少々不安気味な祭り見物になります。
軽く雨に濡れた本町通りに馬の蹄の音が聞こえてきました。
本町通りを足早に闊歩する馬は大間々祇園祭りの露払いをする神馬(じんば)です。
五色の布で綺麗に飾られた大きな御神馬が通りを駆け抜けて八坂神社へ向かいます。間直に見る神馬は迫力満点!!
一緒に掛ける馬子たちは汗びっしょり・・・。
その昔は足尾銅山への荷駄の中継地として栄えた大間々町。
大間々町の本町通りは足尾街道と呼ばれ足尾への交易路として賑わいました。
本町通りに並べられた山車では子供達が「大間々祇園囃子」を楽しそうに演奏していました。
小雨にもかかわらず、本町通りには大勢の人々が集まっていました。
大間々祇園まつりの動画をご覧下さい。
大間々祇園祭り 2009年 1. P1600530unit
本町通りの中程には八坂神社の仮宮が設けられ、祭り関係者一同が集まり神官から「安全祈願」「五穀豊穣」の御祓いを受けていました。
御神馬も、それぞれの山車も御祓いが厳かに行われ清められます。
祇園山車の出立の前に一人の少女による横笛の独奏です。
見物客たちが見守る中、落ち着いた音色で爽やかに奏でていました。
いよいよ賑やかな大間々祇園囃子の音曲にのって、大間々祇園祭りの山車の巡行が始まりました。(大間々祇園囃子の起源は天保以前とも云われ、「さんてこ」「きりん」などの14曲が伝承されています。)
大間々祇園まつりの動画をお楽しみ下さい。
大間々祇園祭り 2. 2009年 P1600537
榊と切り紙を持った宮司を先頭に祇園祭りの本日(ほんび)と呼ばれる御神輿と山車巡行です。
黒漆に金箔に御神輿(寛政3年製)の前には赤面天狗様が一本歯の高下駄で古式ゆかしく進みます。
少子化と云われる中、子供達も大勢参加した大間々祇園まつり。
あどけなく可愛い子供たちが山車の綱を引いて祇園祭りに華を添えていました。
大間々祇園まつりの動画をお楽しみ下さい。
大間々祇園祭り 3.2009年 P1600555
小雨の中、小綺麗な手古舞さん達は濡れながらも山車祭りの先導を・・・。
大間々町の本町通りを約500mに亘って祇園山車の巡行が繰り広げられました。
山車がすれ違うときは祇園囃子の打ち合い競演(ひっかわせ)で一層賑や
第一街~第七街までの祇園山車が本町通りを埋め尽くします。
かに。
旧足尾街道も祇園祭りの人波で溢れ、足尾銅山が隆盛だった往時の栄華を彷彿とさせていました。
大間々祇園祭りの動画をご覧下さい。
大間々祇園祭り 4. 2009年 P1600558
大間々祇園祭りの山車巡行は上毛電鉄の大間々駅前で折り返しとなります。
次第に雨が強くなり、祭り見物もそこそこに中止して・・・帰路へ。
大間々本町通りの北端では大きな氷塊を積み重ねて氷彫刻展が開催されていました。 題して「北関東氷彫刻大会」。
雨の降る中、大きなノミや電動ノコを繰って氷芸術に挑戦していましたが、空からの雨で果たして美しく完成したのでしょうか?
大間々町の祇園まつりは馬が通りを駆け抜け、牛が祇園山車を引っ張るのが見所でしたが、今年は(昨年も)牛を全く見られませんでした。
近年、農耕牛はいないでしょうが、牛が引く山車をなんとか復活して欲しいものです・・・。
2009 08 28(金) 前橋市 最高気温32℃
おまけコーナー。
子猫と姉猫によるシンクロナイズドキャット。
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大間々祇園祭りでの堂に入った横笛吹奏には感激しました。
ひろきちさんのお陰でB「大間々祇園」編にアクセントの華を添えることが出来感謝しています。
来年の祭りにも頑張ってくださいね!
私のようなものを載せていただいてありがとうございます。