ツトムさん家の写真日記。

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第320回 埼玉県坂戸市 永源寺おいらん道中 上。

2008-06-04 19:19:19 | 旅行

2008 05 05(月・子供の日)

埼玉県で江戸情緒豊な花魁(おいらん)道中が見られるというので、坂戸市へ・・・。

五日は子供の日なのに天気は朝から何時降ってもおかしくない曇天!
坂戸市民文化会館の無料場に車を止め・・・。

おいらん道中の会場は坂戸市の中央部にある名刹・永源寺
坂戸市の道の両側に沢山の露店がたって大賑わいです。
 
農機具・刃物や野菜の苗など農家必需品もあって長閑な露店市

曹洞宗長渓山永源寺の広い境内にも所狭しと露店が立並び参詣の善男善女でごった返していました。

鯉のぼりの左は本堂ではありません、大鐘殿と言います。 
右手奥には鐘楼が有り、誰でも自由に鐘を撞くことができます。

永源寺の五月五日は「釈尊降誕祭」です。普通の寺院では4月8日ですが。
大鐘殿の前にある釈迦甘茶堂には沢山の人だかり・・・。

 

善男善女が楽しそうに甘茶をかけて釈迦尊の誕生を祝っていました。
永源寺は通称「坂戸のお釈迦さま」として無病息災・家内安全・商売繁盛など霊験あらたかで関東一円に知られています。

広い境内には千手観音や弥勒菩薩など数々の石仏があります。
手を清める洗心と彫られた一枚岩の水盤は重厚で見事なものです。
 
参道の正面に本堂と見間違う立派な大鐘殿

大鐘殿法堂の内陣は豪華な天蓋・撞幡など垂れ下がり煌びやかな装いです。
 
大きくて真っ白ながありましたが釈尊降誕祭にお釈迦様を乗せてきた聖象でしょうか?

大鐘殿から見た本堂。 小振りに見えますが大きな木造建築です。
 
長渓山永源寺本堂奥に祀られた小さな御釈迦様。(嶋田忠政が寄進した中国伝来の誕生仏。)
見えにくいですが、釈迦像の後ろ影の手が上下を示し、「天上天下、唯我独尊」のポーズをしています。

永源寺大鐘殿の裏手には花魁道中ゆかりのお墓が訪れる人も少なくひっそりと・・・。

永源寺に寺領を寄進した旗本・嶋田家累代の墓が整然と並んでいました。
提灯文字では第二代嶋田出雲守忠政は北町奉行に任ぜられていたとか・・。

嶋田家の墓の右横に本日の祭りの主役の高尾太夫があります。
 
北町奉行嶋田忠政の五男で旗本・嶋田権三郎利直が財力・権力にモノをいわせる仙台藩主・伊達綱宗と奪い合って口説き落とした吉原三浦屋の名妓・二代目高尾太夫の物語は有名なお話です。(浪人・重三郎説や綱宗の惨殺説など多数有り、墓も複数有ります。)

伊達家の手を逃れて二人は坂戸郷に来たそうです。 高尾太夫は萬治3年に亡くなったので「萬治高尾」とも言われています。
権三郎は高尾亡き後、仏門に入り僧・道哲と名乗り、晩年まで高尾太夫の菩提を弔ったそうです。(二代目高尾は吉野太夫と並び称された小股の切れ上がった名芸妓。伊達殿様が入れあげ仙台藩の財政を傾けたので仙台高尾とも呼ばれた。)



おいらん道中開始までは永源寺本堂前でイナセな若衆の梯子のり芸が披露されていました。

 
高い梯子の上での見事な体さばきにヤンヤの喝采です。

威勢の良い太鼓は「武蔵国坂戸郷・さかど太鼓」!
 
現代風な娘さんも愛嬌を振りまきながら元気良く熱演・・。
高尾太夫花魁(おいらん)道中開始のムードが次第に盛り上がってきました。

次回は高尾太夫花魁道中本番の巻。

2008 06 04(水)記。    前橋市   最高気温22℃

6月4日  虫歯の日(歯の衛生週間) 虫の日


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