ツトムさん家の写真日記。

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第856回 京都 鞍馬山 8 義経供養塔 由岐神社 魔王の滝。

2014-04-04 12:00:00 | 旅行

2014 01 17(金)

「筝曲 稚児桜之碑」から少し下がった小高い場所に見えたのは“源 義経供養塔”。
往時はこの地に義経(牛若丸)が7~10歳まで居住し、昼間は勉学に励んでいた「東光坊」という僧坊が在った旧跡です。
 
義経公の供養のため、昭和15年に建立。


更に下ると、左側に朱塗りの“川上地蔵堂”。
牛若丸(義経)の守り本尊の地蔵尊が祀られ、日々修行のときに参拝したそうです。
 

九十九折参道の道端には数々の句碑が点在、鞍馬の火祭を詠った「火祭や鞍馬も奥の鉾の宿」山本青瓢の苔生した句碑。
 

鞍馬寺九十九折参道の焦眉は何と言っても“由岐神社”。
毎年10月22日に行われる由岐神社の例大祭である“鞍馬の火祭”は超有名。
 
炎に包まれた大きな松明が駆け下る石段を鳥居から拝殿・御神木・本殿へと参拝します。

「大杉さん」と古来より親しまれている樹齢800余年、樹高53mの巨木杉、真直ぐに空高く伸びた姿が美しい御神木
根本には御神木を祭神とする“大杉社”が祭られています。大杉に一心に願えば諸願成就するといいます。
  
石段の向かい側に鎮座する“白長弁財天社”、商売繁盛・健康長寿の霊験新たかな神様を祀っています。

石階段に沿って鎮座する境内社を参拝。
岩上社”は鞍馬岩上の森に祀られていた社、祭神は大山祇命。 御神徳は山岳登山安全。
 
朱塗り鳥居の“冠者社”は素戔鳴命を祭神とし、御神徳は商売繁盛・家運隆昌。

本殿への石段途上から拝した「拝殿」。(国指定重要文化財)
割拝殿型式(中央が石段通路で分割)の桃山建築である拝殿は豊臣秀頼が寄進。

こちらの拝殿からは本殿を全く見ることが出来ません。

由岐神社拝殿(豊臣秀頼の再建・国指定重要文化財)。
大己貴命(おおなむちのみこと・大国主命)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭神として祀ります。
 
社殿回廊に置かれた「狛犬」(レプリカ)。子を抱いている珍しい狛犬。子授安産・子孫繁栄に霊験があります。

由岐神社本拝殿(国指定重要文化財)正面。
朱雀天皇の勅命により天慶3年(940年)平安京の北方鎮護として鞍馬山に遷宮。
 
拝殿の薄暗い奥が本殿になるのでしょうか・・?

由岐神社の左奥に鎮座するのは“三宝荒神社”。
古くからこの地に火の神・竃(かまど)の神様として祀られています。
 
御神徳は火難除け・災難除け・家内安全。

三宝荒神社下の湧き出す火難除けの御神水。  由岐神社と云えば鞍馬の火祭。
 

社殿横の絵馬掛で拝見した由岐神社の絵馬。
 

由岐神社から更に下ると小川越に“鬼一法眼社”とその上方に小さな滝が流れ落ちる“魔王尊堂”。
 
陰陽師の鬼一法眼(きいちほうげん)は義経に太公望が著した「六韜三略」(りくとうさんりゃく)の兵法を授けた武芸の達人、武道の上達を祈念する人達の信仰を集めています。

落差は約10m余の“魔王の滝”。滝上の御堂には魔王尊石像が祀られています。
  

九十九折参道を下って最後の社は“吉鞍社”。(よしくらしゃ 登参詣では最初の御社)
茶枳尼(だきに)天尊吉鞍稲荷大明神を祀っています。五穀豊穣・商売繁盛に霊験があるそうです。
 

吉鞍社の直下にある放生池の美味しそうな鯉を見ながら九十九折参道を下って普明殿・仁王門へ・・・鞍馬寺参詣は終了。
 



2014 04 04(金)記。    前橋市 一時    最高気温 20.3℃    最低気温 8.1℃


おまけコーナー。

ロシアの地下鉄でペンギンが大暴れ!


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