ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第763回 秘湯 かやぶきの郷 薬師温泉“旅籠” 下 骨董時代物。

2013-02-26 12:00:00 | 旅行

2013 02 02(土)


かやぶきの郷薬師温泉“旅籠”で三ヶ所の湯に浸かった後、入口長屋門近くの“まくらぎ広場”にある「蕎麦匠房 まくらぎ」で昼食。
食したのは石臼挽き太打ち蕎麦の「田舎そば」、歯応えのある素朴な蕎麦らしい食味が楽しめて880円と少し高め。
 

腹持ちの良い蕎麦で空腹を満たした後、合掌造りの出羽の国旧紺野家住宅(明治初期築)へ。
ここでは雛人形の展示を見物。明治期から昭和の雛人形が飾られ、天上からは吊るし雛
   

次は「時代もの展示場」で時代骨董品を見物。展示物は「日本一の時代箪笥回廊」に陳列されています。


古そうな物が沢山あります。 先ず目に付くのは壁面に飾られた「蒲団地」。
昔の貧しい時代にこんな華やかな柄の掛け布団を使っていたのはどこのお大尽でしょうか・・・。
  

骨董的な箪笥(タンス)も沢山に展示。 存在感があるのは堅牢豪華なのは欅材と重厚な鉄金具作りの「船箪笥」。
 

通路左右に沢山陳列されているので、丁寧に見物するには時間が掛かります。
 

別の茅葺家屋「南部曲がり屋木村家」にも古物骨董品が陳列展示。
建屋の一角には「願所」なる御宮が造られ・・・最奥には恵比寿大黒様が黒光りで鎮座。    鹿(しし)踊りの被り物でしょうか?
  

「願所」の二階にある郷土玩具展示場を拝見。 ここは畳敷きで座卓・座布団もあり休憩所も兼ねています。
日本各地からの郷土玩具・人形・遊び道具など所狭しと陳列。
 

見たことある玩具もない玩具も、その数の多さに驚きます。
川口市在住の石田敏郎氏が30年かけて蒐集した逸品や神奈川県の中島義仁氏が集めた品々など珍品ぞろい。
 
東北地方の伝統こけしは系統別に分類され、各産地の違いが良く判るように並べられています。
「日本伝統こけし」は座間市の土屋照子氏の寄贈品。

ほのぼのとした素朴な彩色土人形なども懐かしい・・・。


別の茅葺家屋では本格的骨董類を陳列展示、必見場所です。
甲冑・武具・刀鍔・十手など捕り物道具・・・火縄短銃など年代ものの貴品・珍品がいろいろ見物できます。
  

古伊万里陶磁器類・印籠・漆器・煙管などなど分類別に展示・・・一見の価値はあります。
 


本陣前にある茅葺屋根の濱田庄司邸では「濱田庄司・晋作・友緒 親子三代作陶展」が開催中。


人間国宝「濱田庄司」とその子・孫の味わい深い益子焼が間近に拝見できます。
 

「かやぶきの郷 薬師温泉・旅籠」の敷地内にはまだまだ人目を引く物が沢山あります。
何処から集めたのか七つの梵鐘が吊下がる「招福七連鐘堂」、一の梵鐘は「家内安全」二は「無病息災」・・・六は「学業成就」七は「商売繁盛」。
 
直径197cm高さ165cmの鉄製品では「日本一の鉄大釜」、後ろから大釜に入れる撮影ポイント。
明治時代に鉄でこれほどの大きな釜を造るのは極めて難しかったそうで、東京近郊の造り酒屋で使用されていた大釜。

体も眼も楽しめた“かやぶきの郷 薬師温泉・旅籠”からの帰路、近くの温川(ぬるがわ)沿いの氷漠氷柱を見物。
凍て付いた岸壁から滲み出た湧水が寒さで凍りついた長さ50mの氷漠、勝手に名付けて“温川薬師氷漠”。
 
氷漠を少し整備して町興しに活用したら・・・・と。

「日本温泉旅館250選」の一つに選ばれた“かやぶきの郷 薬師温泉・旅籠”一度は行ってみたい秘湯の湯宿です。


2013 02 26(火)記。    前橋市          最高気温 9.4℃     最低気温 -3.1℃


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