ツトムさん家の写真日記。

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第712回 栃木市 栃木神明宮 近龍寺 定願寺。 

2012-08-25 22:00:00 | 旅行

2012 08 05(日)

栃木市中心部の寺社訪問で、次は「神明宮」へ・・・
この神明宮は栃木県の名前の由来になったそうで、創建は応永10年81403年)、
栃木市の総鎮守の御社、栃木のお伊勢さんとも呼ばれます。

大きな朱塗りの神明型鳥居から入ると、境内の右手に立派な舞殿の「奏楽殿」、神楽殿なのでしょう。
 

お寺さんの様な雰囲気の建物が神明宮拝殿です。栃木「蔵の街フェスタ」の提灯と酒樽が目に付きます。
 

栃木(とちぎ)の名前の由来になったといわれる神明宮本殿、屋根の上部を飾る二本の千木(ちぎ)と八本の鰹木(かつおぎ)を合計して十本の千木と呼び、十千木⇒とちぎ⇒栃木になったそうです。 少し無理がある様な気も・・・?
 
神明宮拝殿脇にユニークな絵馬、「天災除け、家内安全  巴波のなまず」可愛らしい表情が御愛嬌です。

次に近くの浄土宗の古刹・近龍寺を訪問、趣のある山門をくぐって入山です。(創建は応永28年・1421年)

正式名は三級山天光院近龍寺。中国の故事に「鯉が三級の位に上がると龍になる」といわれる事から名付けられました。

近龍寺は栃木県最初の小学校(日惜舎)が開設された場所として有名です。

境内に聳える高い鐘楼は納骨堂も兼ねています。    山門横のお城のような白い建物は「三佛堂」。
 

お釈迦様を中心に三体の尊像が祀られています。正面上部の極彩色に彩られた龍の彫刻群に目を奪われました。


近龍寺境内の諸像を拝見、昔懐かしい「楠正成と正行」の石像。「桜井の別れ」の一場面でしょうか?
 
近龍寺と云えば「山本有三」の墓ですね、小説「路傍の石」の作家・山本有三のお墓を御参りしました。
墓碑には「山本有三のことば 動くもの砕けるものの中に 動かないもの砕けないものが 大きくからだに伝わってくる。 右 無事の人より 友人 土屋文明 抄す」と刻まれていました。 


栃木市内の寺社散策は天台宗定願寺に移り、瀟洒な山門(御成門)から境内へ・・・。(山門上部の波彫刻は素晴しい) 
山門脇の石仏横に「ひだりは ごくらく みぎは じごく」の道しるべ、貴方はどちらに行きますか? 
 
定願寺は元治元年(1864年)の天狗党の乱の本陣が置かれた場所でもあります。
暴徒化した天狗党田中隊による略奪・放火で栃木の街は全焼しました。(本陣大火)

定願寺本堂の正面扉は閉ざされ中を見ることは出来ません、軒を飾る龍彫刻は迫力満点でした。
 

鐘楼の梵鐘は寛政4年(1792年)鋳造の平等庵の名鐘。  赤い鳥居は弁天堂。       お産に良く効く安産地蔵尊
  


墓地の傍らに建つ“不動堂”、扉の彫刻が素晴しい! 北面の武士・遠藤盛遠が出家し僧・文覚(もんかく)になり熊野那智の滝で荒行をする図の透かし彫りは一見の価値があります。(野州富田の名工・磯部儀兵衛の作。)
 

定願寺境内には諸塔・諸仏など見所が沢山あります。
  
境内奥の墓地の片隅に、江戸勧進相撲・第二代横綱“綾川五郎次”の墓が在ります。
「明和二年(1765年)一月二十三日没と刻まれた墓石は、「綾川関の墓石の粉を呑むと力持ちになる」と云われ、墓石の角が丸く削られ、歴史の風格を感じさせます。

栃木市には名所旧跡が沢山あります、蔵の街フェスタを兼ねて訪ねてま如何でしょうか・・・。


2012 08 25(土)記。     前橋市       最高気温35.5℃      最低気温24.0℃


竹島の判りやすい歴史。
http://www.yukawanet.com/archives/4273050.html


韓国へ「迎合・優遇外交」を続けたおバカ民主党!
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