古今集第二百七十二番秋風の(書) 2012-05-16 05:54:34 | 書 秋風の吹きあげにたてる白菊は 花かあらぬか波の寄するか 紀貫之 吹き上げの浜はその名に背かず、きょうも秋風が吹きまくっている。あそこに見えるのは白菊の花だろうか。寄せては返す波が花に見えるのだろうか。