キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

箱根

2007年03月04日 | ☆自分のために書く話
箱根に来ている

すばらしく青く澄んだ湖があった↑こんなかんじ。
芦ノ湖だろうけど、実際の芦ノ湖とは違う。
ビーチもあり、地元の中学生がランニングしていた。

湖の近くに重厚なたたずまいのホテルがあった。
中を覗く。ロビーもステキ。
一泊いくらするのか分からないくらい高級で、さすがにここには泊まれない。

コンナカンジだろうか(これはタイのホテルらしいけど)



雰囲気だけでも味わおうと、ロビーの椅子に座ってた。

そこへ、お掃除担当のようなおばさんがやってきた。
ニコニコしている。
「あなた、前にもこちらにいらっしゃいましたね。お久しぶりです」

え?ここには初めて来た筈だけど・・・
と思ってぽかんとしていたけれど、

「確か半年ほど前ですよね?お泊りになったのは」
とおばさんが言うのを聞くと、やはり泊まったような気がしてきた。


おばさんは私に会えてとても嬉しいという風で、ロビーのそばにあったティールーム(ここもすごく広くて重厚)へ連れて行ってくれた。
そこは、デザートバイキングをやっていて、ティーカップなども沢山高級品が並べられ、好きなものを使えるという用意になっていた。


おばさんが、こっそり私にお茶を飲ませてくれるという。

「好きなカップを選んで」といわれるが、
あまりに沢山あって迷っているうちに、
同行の男性二人(どうも団体旅行でで箱根に来ていたようです)が、乱入してきて、勝手に用意されてるデザートを、皿に盛り始めた。

「そんなことしちゃだめだって」

私はおばさんにあやまり、皿を返し、お茶も飲まずに逃げるようにホテルを出てきた。

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