キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

縄文イベント@トーハク「魚沼・苗場山麓の自然と文化 ~縄文の心を探る~」

2018年03月05日 | └─縄文!
東京国立博物館で開催された縄文イベントへ行ってきました。



魚沼・苗場山麓の自然と文化 – 縄文の心を探る –
新潟県津南町の方による津南の縄文文化の紹介(7年前の栄村の震災復興の報告もあり)、斎藤孝太郎さんらによる縄文コンサート(一年前に國學院大學博物館で聞て感動して、そのためにこのイベントへ行きました)小林達雄氏、中沢新一氏による講演と対談などのプログラムで午後中縄文!!


会場は平成館


火焔土器を東京オリンピックの聖火台モチーフに!
と言う活動が行われています。
なかなかいいアイディア!


火焔型土器(レプリカ)を触ってみよう!
という展示。
これは普段は「考古学室」に置いてあるのかな?



縄文サポーター。
やっぱり縄文文化って東日本優勢ですね。




公式発表のプログラムを転載

Ⅰ部…苗場山麓の自然と縄文文化 13:35〜13:55
スライドを使い、悠久の時代から繰り返される大地の鼓動を背景に形成された「日本一の段丘地形」を含む豊かな自然環境とそこで育まれた豊かな縄文文化を紹介する。

Ⅱ部…チェロが奏でる縄文人の心 13:55〜14:30
斎藤孝太郎(チェロ奏者)が火焔型土器の文様を解体し、その文様を記号として読み取り、楽譜に起こし替え、チェロを通して生まれた音をアレンジして現代音楽として「縄文人の心」を伝える試み。

Ⅲ部…講 演 小林達雄(國學院大學名誉教授)    14:45〜15:10
   講 演 中沢新一(明治大学・野生の科学研究所)15:10〜15:35
   対 談 縄文の風 小林達雄×中沢新一      15:35〜16:35

縄文人は、四季折々の変化、太陽の運行や月の満ち欠けを観察し、自然と対話し資源を巧みに利用する智恵と技術を獲得し、森と共生した。対談では、縄文世界の観念的なカタチや文様、ランドスケープ、モニュメントなどに触れ、これら縄文哲学を日本文化の源流と捉え、過去から現在、そして、未来へと紡ぐ思考の旅へと誘う。


Ⅳ部…紹 介 特別展「縄文-1万年の美の鼓動-」について 16:35〜16:55

東京国立博物館主任研究員 品川欣也が、東京国立博物館にて2018年7月3日(火)より開催される特別展について紹介します。



面白かった。
これ申し込みは往復はがきのみというアナログなものでしたが、無料で参加でき、さらに常設展示も無料で見られるというサービスのよさ。縄文の世界にどっぷりつかりました。(中沢新一氏の話は高度すぎて私にはよくわかりませんでしたが)

小林達雄先生の縄文愛はすごく伝わりました。
(火焔型土器~桃太郎説がツボです)



帰りに常設展示の「考古学室」をじっくり見て、そのあと本館の常設展示を見ました。
絵巻物たのしいけど、昔の文字が全く読めないので楽しめない。
やはり古文書の勉強が必要か…




ドグー界のアイドル?
遮光器土偶




カワイイ



今見ても欲しくなるような?


でかい!

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