横浜市中央図書館の地下一階に横浜市史資料室があります。そこで、「戦後横浜 それぞれの出発」という展示をやっています。
先月図書館に行ったときにポスターで知って見てきたのですが、横浜市民の日記の記述で戦中戦後の市民生活を知る企画で、とても興味をそそられました。(図書館に行くまで知らなかった。宣伝が足りないなぁ‥いい企画なのに)
例えば、昭和20年8月15日の日記も複数の人々のが並ぶと、やっぱりそれぞれみんな違ってる。当たり前だけど、その多様性にホッとする。
16歳で終戦を迎えた横浜の少年の日記は何年分もまとめて寄贈されていて、その場でコピーを閲覧することもできました。(チラシに掲載のイラスト入りのがそれ)
他人の日記を読むなんて、いけないことのような気もしますが、下手な小説よりも面白く、なんといっても事実の重量感がいいのです。
戦中を生きた人たちって自分とは随分かけ離れた世界に住んでる人だと思いがちなのですが、日記を読んでいると全然違いを感じない。こういうこと自分も日記に書いたっけ・・・友達にもいそう。
この企画展の一環で、講座が開かれました。参加は無料だけど抽選ということで、往復はがきで申し込んでおきました。(多分そんなに申し込む人いないだろうと思いつつ)
めでたく当選したので、土曜の午後でかけてきました。なんと二時間半の本格講座!配られた資料も12ページくらいあって、なかなかです。(無料なのに!)
緊急事態宣言下なので、250席くらいあるホールに50人だけ。
無料でもこんなに充実した企画展やイベントがあるのありがたいです。
とはいえ、去年八代市に水害支援でふるさと納税しちゃったから、今年は横浜市には税金ほとんど入れてないので、申し訳ないケド。