キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

緊急事態のコミュニケーション

2021年05月07日 | └─政治と社会
通りがかりに見掛けた飲食店のウインドウ。



昨年暮れからの時短営業についての告知(県のフォーマットに基づく)
がずらりと貼られています。
こう並べられると、飲食店の悲鳴が聞こえるようです。悲鳴でなく怒号かな?

緊急事態宣言も延長されるようです。


医療の整備をはやく!
そしてオリンピックの中止決定もはやく!

何かの本で読んだのですが、子供の精神が病んでいく原因の一つに親のコミュニケーション方法があるそうです。口では「○○ちゃんおいでー」などと優しく言っているのに、顔がすごく怖かったり、そっぽを向いていたり、拒絶するような素振りをしたり、そんな相反するシグナルを繰り返すと子供は何を信じていいかわからず精神を病んでいくのだそうです。

今、コロナ禍において「リスクコミュニケーション」の重要性が叫ばれていますが、私から見るととても矛盾していて、先程の子供を病ませる親と似ているように思います。

一方で医療崩壊だ、緊急事態だ、ステイホームだ、と言われているのに、聖火リレーはやる、オリンピックの予選はやる、オリンピックのために医療関係者のボランティアを募る、このような相反するシグナルを出し続けられると受け取る側は混乱してしまいます。

今のシグナルではこれ以上「自粛」を国民に求めてももう限界だと思われます。
でも「オリンピック中止」と聞けば、人々の行動は相当変わるでしょう。
リスクコミュニケーションは明快にとらないと効果を発揮しないと思います。



追記

この記事を書いたのと同じ日、朝日新聞の天声人語にも同じようなことが書かれてた。おー!



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