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キカクブ日誌(アーカイブ版)

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「第7回城下町を歩く会」に参加

2019年05月27日 |   └─くまもと
今回の帰省のメインイベントといえる、「城下町を歩く会」に参加してきました。
これは、熊本新老人の会と言うトコロのサークルらしいのですが、毎回両親が参加していて面白そうなのです。家族など老人じゃなくても参加していいらしいので、行ってきました。


今回は、熊本城脇の「高橋公園」に集合して、上通り界隈を歩くという会でした。

案内によると、以下のようなルートです。

(集合)高橋公園→
藪の内懐古の碑→
オークス通り→
水道町由来の碑→
手取菅原神社→
櫻井通り→
黒鍬町通り→
大坊主・小坊主通り→
上乃裏通り→
上通り→
並木坂通り→
上林宗岳寺(解散)




高橋公園に集合。
こののぼりが目印です。
朝から雨模様でしたが、だんだんと傘が不要に・・・。


高橋公園にある「横井小楠をめぐる維新群像」と熊本の維新に活躍した人たちのレリーフ。
一人一人説明があります。


同じ高橋公園にある、旧熊本市役所のプロムナード。
高橋市長の業績などとともに説明を聞きます。



道を渡って「ホテルキャッスル」へ。
このロビーにある明治時代の様子を描いた絵を見に行きます。


このあたりが「藪の内」と呼ばれたいわれの話から、文教地区だったころのはなし。

興味深かったのは、熊本初の「火力発電所」が描かれていること。

「火力発電所が描かれていますから見落とさないでくださいね」

小屋みたいな小さな建物でした。
今の熊本城稲荷のあたりにあったのですね。



オークス通り(大楠通りではありません^^)
熊本第一女子高校の運動場にあったというくすのき並木。
オークといえば樫の木だと思うのですが‥‥



上通りへ。
ホテルキャッスルで見た絵の通り、藪の内の文教地区に隣り合った上通りには、たくさんの文房具屋や書店が軒を連ねていたという話。
上通りの老舗についての説明を聞きました。
歩く場所と説明がつながっていてストーリー性があるのでよく理解できます。




蚕糸会館。
高橋公園のレリーフにあった長野濬平による熊本の製糸業の発展などの説明を聞きました。



加藤清正が掘らせた井戸が上通りの桜井通りに残っていました。



手取天神


電車通りからの参道にある鳥居には、昭和29年当時寄進したデパートの名前が。
「銀丁はあるけど、昭和30年に倒産した千徳の名前はありませんね。」
千徳デパートっていうのがあったのですね。知りませんでした。銀丁も知りませんけどね。




日本のプロテスタント三大源流の一つである「熊本バンド」を継承する教会、草場町教会へ。
ここは説明をされる方が特別にきてくださってて、熊本バンドの話、LLジェーンズの話、そしてこの教会の設計者「木島安史」さんの話などとても詳しく伺いました。


印象的な建物です。




江戸時代に茶坊主たちが住んでいたという「坊主通り」
大坊主、小坊主と分かれていて、案内人がいてくれなければ絶対に歩くことのなさそうな細い路地でした。
雰囲気のあるところで、参加者からとても好評でした。


並木坂通りの老舗めぐり。
この成田屋さんは柳行李の店だったのだそう(今はかばん屋さん)


お隣の近藤文具店も古いお店で。明治三筆の一人中林梧竹の「書」がありました。




老舗中の老舗、天正年間に創業したという朝鮮飴の「園田屋」さんはお休みでした。
残念。
朝鮮飴買いたかった。



最後は宗岳寺。
伊沢番龍の墓があり、森鴎外も墓参に来たらしい。

皆で記念撮影。お疲れ様でした。




非常に勉強になったし、知らない人たちとウィーキングするのも楽しかったです。
このために帰省するだけの価値のある会でした。
熊本の老人たち、元気ですね。


「熊本城下町を歩く会」についてはこちらへ
https://blog.goo.ne.jp/shin1941



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